無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

隠された論理、言わんとする事は?

ストリーミングオンリーだから当たり前なんだけど、オフィシャルの呟きが連日そっち方面ばかりだねぇ。どれ位の人たちがついていっているんだか。

特に反対意見があるという訳ではないけれど、「あらそんなの私に関係ないわ」と思われてしまう呟きが連続していくと、そのうち呟きそのものが無視されていくようになりかねないのは気掛かりだ。どこまで考えているのだろう。

そもそも、普通のファンはヒカルのプロデュースなんかに興味は無い。どれだけの人間が、プロデューサーという役職を理解しているか。アイドルマスターやってんならわかってんのかもしれないけれど(笑)、そういうのを除けば殆ど何の理解も無いだろう。

宇多田ヒカルのうた』ですらあの程度の人気なのだ。つまり、ヒカルが詞と曲を書いただけではダメで、歌手宇多田ヒカルが歌って初めて反応する人間が大多数なのである。作詞作曲ですらそんな扱いなのだから、より抽象度の高いプロデュース(制作や演出)なんぞ誰も興味がないと言い切っていい。

『Lonely One』も、ヒカルがゲストとして歌っているからほんのちょっぴり話題になっているだけで、プロデュース云々などまるで関係がない。くずのバックコーラスをした時と扱いは何ら変わらないのである。

そういう経緯があるとはいえ、だからこそ、@hikki_staffで『Lonely One』に関してツイートする事に危惧するのだ。ヒカルが歌っているから本来何の問題もないのだが、中の人らRIAのメンバーでもあり、従ってなりくんの担当者でもある(可能性がある)。つまり、ヒカル関連のアカウントを"利用"してなりくんのプロモーションをしているようにみえる。そういう印象を広く持たれたら逆風となろう。

やはりここは、確かに手間ではあるけれど、@hikki_staffとしては一旦RIAがツイートしたものをリツイートする、という方法論の方がよかったのではないか。リツイートならワンタッチで表示非表示が選択できたりするしな。本ツイートが煩わしいものになるとミュートやアンフォロー、ブロックなどになるだろう。そこは一線引いておいてもよかった。

しかし多分これは、ヒカルの作戦である。『Lonely One』及び「分離派の夏」に対するプロモーションの躊躇いの無さは特筆に値する。そんなに売りたいのか、と。

であれば、なりくんが(元々のキャラクターからして免れ得ない)賛否両論を巻き起こせるよう、周囲を煽るのが大事な訳で、私がこんな懸念を表明しているのも「バズってるうち」にしか入らない。ヒカルの掌の上で踊らされているのだ。どこまで計算しているのか知らないが、こういうのは新鮮なので楽しませて貰ってます。