無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

半分冗談なので真に受けないでね

今回のツイートで奇妙なのは、『そう思われないには何秒くらい待てばいいの…?』と書いている事だ。

「為」抜けてるんちゃうんか、というツッコミは一先ず脇に置いておこう。これ、どっちなんだろう? 単純な興味なのか意向なのか。つまり、「人はどれくらい待てば"早い"と思わなくなるのか?」という疑問を解消したいのか、それとも「そんな風に思われてるとは知らなかった。今後はそう思われない為にちゃんと対策をしよう」と考えて皆に訊いてみてるのか、果たしてどっちなのかという話だ。

立ち去るのが早かったり電話を切るのが早い人は、当然そのあと相手がどんな顔をしているのか知らない。つまり、今回のように言葉にして言われないとそもそも問題の存在自体に気がつかない。言われて初めて「あ、自分は去るのが早いのか」とか「あ、電話って待ってから切るもんなの? いっつもさっさと自分から切っちゃうからわからなかった」とか思うのだ。

でも、35年生きてきた人である。そうだとしても当然のようにこちらにも疑問が湧いてくる。

まず、ヒカルは人を見送った事がないのだろうか? お互いが一旦顔を合わせて、なんやかんやあってさぁ今日はお開き、というのには3つのパターンがある。客として招いた時、客として招かれた時、出先。後者2つはさっさと踵を返して立ち去るのは問題ないが、客を招いてなんやかんやあって最後に見送る時に、招いた方が先に目を切るなんて事があるか? その時に招いた客が名残惜しそうにこちらを何度も振り返ってくれるのを見た事がないのだろうか? 一度でもそういうのを見た事があれば、人が立ち去る時の早さ遅さタイミングというものが実感として経験として身につきそうなものだ。

更に、電話も同じである。電話は「かけた方が切る」のが常識だ。一度でも電話を受けた事のある人なら、他人がどれくらいの早さで電話を切るか知っている。それと比較すれば自分が電話を切るのが早いかどうかすぐに判別がつくだろう。こんな質問、35歳にもなってするだろうか?

以下の可能性が考えられる。よく考えずに列挙してみよう。

・ヒカルはまともに自分のうちに客を招いた事がない。よって客を見送った事がない。
・ヒカルは客を招いた事があるが、客を見送る習慣がない。行っても玄関までなので、扉を閉めれば終わりである。道まで出て行って見えなくなるまで、とか駅まで、とかそういう経験がない。
・単に訊いてみたかっただけ。

・電話をかけた方が切るという常識を知らない。従って、自分から電話をかけた時も自分が電話を受けた時も必ず自分が先に電話を切る。即ち相手に電話を切られた事が一度もない。
・今まで意識して相手の電話を切るタイミングなんて考えた事なかった。何度も早いと言われるので意識するようになった。しかしそんな風に考えた事がなかったのでツイートしてみた。
・やっぱりただ単に訊いてみたかっただけ。

…どれも眉唾だな…。有り得なさそう。しかし、電話嫌いで普段から兎に角早く要件を済ましたくて常に急いで電話を使ってきていたとしたら、まぁない話ではない。

でもいちばんの疑問は、本気で「早いのを治したい」と思ってるかどうかなんだわ。そこの真意がわからないから何とも言えないのさ。