無意識日記々

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誰がどうプレイリストを構成するか

ストリーミングでのアルバム曲再生回数を上げる為にどうプレイリストを構成するか。

そもそもとして、誰がプレイリストを作ってどこでどう公表するか。各サービス毎に曲・アルバムの取り扱われ方が微妙に異なる。日本ではまだデファクトスタンダードと呼べるものもなく乱立状態の定額制に対して、どう情報を整理するか。


ひとつの方法としてはまずプレイリストコンテストがあるだろう。公式がリスナーに公募して、優秀作を公式でレコメンドするという。やや安直で他力本願だが、定額制はまずシンプルなわかりやすさが大事だ。頭の片隅にでも置いておいた方がいい。

公式が自らプレイリストを構成してレコメンドするのなら、じゃあなんでアルバムはあの選曲と曲順なんだ、という事になってしまう。本来なら著名なプレイリストレコメンダに任せたいところだが、日本でそういう著名なDJ居るのかな。

プレイリストといえばなりくんが「分離派の冬」というのを公開している。まだアルバムを発表していないのにアルバム名に引っ掛けたプレイリスト名をつけるあたりややこしいなと思うものの、ミュージシャンが自らレコメンダになってくれる状況はありがたい。ヒカルが新曲・新作を出した時に有名ミュージシャンがプレイリストに入れてくれれば嬉しい。


こちらからの提案としては、ヒカルの過去曲を巻き込んだプレイリストがいいのではないかという事だ。テーマは何でもいい。「歌詞に曜日が出てくるシリーズ」と題して『In My Room』『traveling』『日曜の朝』『虹色バス』とか。新譜の曲に同じく曜日を扱った曲が出てくればそれも同梱すればいい。そうやってリスナーが「『traveling』、懐かしいな」とか言いながら新曲も再生してくれる事を狙いたい。


いろいろ言っているが、まだ今は各種定額サービスが林立・乱立している状態なので草の根的な盛り上がりに任せるしかないというのが現状だろう。公式側がアプローチするのにも限界がある。よって、今言ってるような事たちは実現可能性に乏しい。ただ、新作をリリースした時に放置は愚策だというのは間違いない。実験台、というと非常に聞こえはよくないが、まずはなりくんがストリーミングをどう使ってくるかをみた上でRIAのスタンスを見極める事になる。まだまだ先の話だ。