無意識日記々

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強い強い妄言

ほんと皇族の方々の人生は大変だ。基本的人権が認められていない前提に立てば日本に住みながら日本国民ではないというへんちくりんな立場の人々。しかし日本中の人々が彼女ら彼らの事を知っている。途方も無いわ。

仮に彼女ら彼らの性自認性的指向が同性愛だった場合公表できるのかなぁ。黙ってろって言われそう。周りの人たちは彼女ら彼らを人間扱いしていない(だって人権無いからね)から、どんなことだってできるだろうねぇ。

愛子さんや悠仁くんが同性愛者だったら、と考えるといちばんやるせない。私としては「好きに生きればええやんか」と言いたいところなのだが彼らを好きに生きさせてくれる法はない。実力装置もない。誰も味方してくれない。自殺もさせて貰えないかもね。

逆に、あっけらかんと公表してくれればこちらとしては安堵だが、ちとまだ世論がついてこれないかもねぇ。美智子さんが世俗から皇室に入った時だって色々と言われたようだから、もっと風当たりがキツいだろうね。誰を愛するかなんて自分で決められる事じゃないのにさ。

なので、今度は逆に、流行歌の方からどんどん“外堀を固めて”あげておきたい気がする。別に今の代に限らない。次の代、次の次の代に渡るまでもっと自由を…溜息が出るけどね。

ヒカルが"LGBT QUEEN"とリプライで呼ばれる位昨今の性自認性的指向の多様性に対して理解が深い事は共通認識だろう。『What makes you think I'm "straight"?』(いつ私が“ストレート”だと言った?(笑))は名言として語り継がれている。勿論『Prisoner Of Love』や『ともだち』などで間接的であれ直接的であれ同性愛について歌ってもいる。日本国民ではない皇族の皆さんがそういった事を自由に扱えるには世論の後押しが不可欠だ。

此度の生前退位だって、世論の圧倒的支持あってこそ。ほんと明仁さん好々爺に見えて芯の強い強かな人だわ。そら美智子さんも惚れるわな。

なんか話があっちゃこっちゃだが、恐らく、いちばん影響力が大きいのはテレビドラマや映画だろうが、歌もなかなかに影響力があるのではないか、と思うのだ。しかも、直接的になり過ぎずに匂わせる程度のまま少しずつ浸透させていくのに長けている。少しずつ歌いながら「これくらいならアリだよね? じゃあこれくらいならどう?」という風に。

なんだろう、結論を言えば、いちばんヒカルの得意とするところなんじゃないかな。で究極目標が皇族の性的解放になるんじゃないかと。そこまで行ければ、なんだ、この国をよくしたって言えるんでないかなぁ。以上、強い強い妄言でした。