無意識日記々

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Hypermobility Of Vocal Cords

@utadahikaru : よく筋肉痛めるなあと思って整骨院行ったら見事な過剰運動症候群だって言われた、なんで36になるまで気づかなかったんや…子供の頃からやたら体柔らかくて筋肉痛めやすい人はこれの可能性高いかも

@utadahikaru : あ、病気とかじゃないよ!ただ関節が普通より柔らかいってだけね

ほへー、"Hypermobility Syndrome"なんて症状名、初めて聞いたよ。そのまま訳せば「過剰可動症候群」て名前になるところを「過剰運動症候群」とした事で"Over-exercise Syndrome"と解釈する人多数という状況なので、こうやって有名人が啓蒙するのは大事な事かもわからんね。

実際検索してみると「オーバートレーニング症候群」というのもヒットする。これは文字通りトレーニングのし過ぎで慢性疲労や免疫力低下などを引き起こす症状の事を言うそうだけど、日本語の感覚としてはこっちの方が「過剰運動症候群」っぽいよね。

mobilityってのは可動性、動きやすさとかって意味だからそれを運動としちゃうのは…医学系と化学系は日本語強い人少なかった(というか無頓着)けど、今でもそういう傾向あるのかなぁ。

それはさておき。筋肉や関節を随意で自在に動かす能力が高い、高すぎる位だ、ってのがHypermobility Syndromeの概要なら、同じく筋肉である声帯のコントロールも人よりずっと自在なのかもしれない。つまり、ヒカルが歌が上手いのとHypermobility Syndromeなのは表裏一体なのかもしれないってこと。そして、操るのが自在過ぎて本来の可動域以上に使おうとして声帯を傷めてしまえる可能性も人より高いかもしれないって訳か。これは要注意かもわからんね。何しろ36歳になるまで気づいていなかったんだから…。

とはいえ、知らないまま20周年を迎えて今の喉の状況が『Laughter in the Dark Tour 2018』で聴ける通りなのだのしたら、ちゃんと壊さずに来れている訳でその事は称賛に値する。今回症状に名前を得た事でますます注意深くなっていってくれればまた有難い事なのです。