無意識日記々

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前回の補足(余計な話)

SNSアイコンについて言えば今の所取り敢えずは「好きにすればいい」(ただし決して公式に訊いてはならない)というのがアンサーなので、差し当たって急に何か変える必要は無い。

という結論を先に書いた上で細かい点を補足しておきたい。

人の顔写真については肖像権と著作権の両方がある。宇多田ヒカルの顔写真の肖像権はヒカルにあるが、写真という作品自体の著作権は撮影者にある。

これを踏まえると、メッセやインスタなどで公開されている自撮り写真は肖像権ヒカル著作権ヒカルなので使用許可は(原則)ヒカル本人一人から取ればよいが、雑誌写真等は他に撮影者がいるからその人の許可を得ないと使用できない。なので問題はややこしい。ヒカルだけの問題ではないのである。(だから「気にしないよ」と言っちゃうのは危なっかしいのだ)

また、この境界線も曖昧だ。インスタの写真なら自撮りだろうと油断していると、例えばこの間の自由の女神などはきっちりプロのクレジットが入っていて撮影者が別に居る事が明記されている。普段からの流れで判断を怠るとすぐにトラブルになってしまうだろう。

今の所SNSアイコン使用が黙認されているのは、実害が出ていないからだ。いや勿論本来ならヒカルが「嫌。」と一言言えばそれでアウトとなるのだけれどもっと酷い報道被害等に晒されてきている人なのでそうそう気にするとも思えない。というこちらの勝手な思い込みがエスカレートして、例えばヒカルの画像を利用してアフィリエイトで稼ぐとかの商用利用、はたまた公式側の発言をただ転写するだけの紛らわしいアカウントなど、実害とまでは言えないまでもな案件が散見されるようになっていくと事態は芳しくなくなる。そうなってくると公式も対応せざるを得ない。

現時点ではユーザーの良識に任せるしかない。ツアーの評判からも、ヒカルのファンは大人しい人が多く諍い事も多くなさそうである。願わくばこのまま何事もないまま現状維持が望ましい…とか書いちゃうとヒカルが不快に感じる使用例が野放しになっちゃうかもわからないので、皆々様、少し過剰な位で丁度いいので、もし自分の顔写真を使って他人がSNSで振る舞っていたらという場面を想像した上で各自対処してくださいなっと。結論は、最初に書いた通り「好きにすればいい」で変わらないよ。