無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

珍しく時事ネタを取り上げてみた

山里亮太蒼井優が結婚したそうな。ニュースを読んで「山ちゃんはラジオなんかでお馴染みなんだけど蒼井優って名前はよく見るのにあんまり出演作品観た覚えがないんだよね~なんか不思議だなぁ。」とか思っていたら、嗚呼そうか、「ペンギン・ハイウェイ」であの老け声のお姉さん役やってたっけな。すっかり忘れていた。あはは。釘宮理恵のイメージばっかり強くてさぁ…。

山ちゃんといえば不細工キャラ嫉妬キャラで売ってきたように思うが、自分は勝手に彼のことを「時代を変えた天才」だと思っている。お笑いはそんなに追い掛けている訳ではないからよく知らないのだけど、ツッコミに一捻りを加える“盛りツッコミ”を芸風として確立させたのは彼が最初なんじゃないかなぁ。オリジナルとは思わないが、山ちゃんが初めて盛りツッコミのレシピを一通り取り揃えた漫才師な気がする。同じ時期にM-1を席巻した笑い飯の“Wボケ”が応用の利かないあの二人だけの世界だったとすれば、(南海キャンディーズの漫才自体ははしずちゃんのキャラクター性に頼る所が大きいものの)ボキャブラリーのバラエティでツッコミを構成する山ちゃんのスタイルは後続に凄く影響を与えた。先輩のナイツにしろ後輩のハライチにしろ山里亮太無しであのスタイルを確立できたのかな? ここらへんお笑いの歴史に疎いのでよくわからないが、自分はあそこまで盛りツッコミを主にして喋り倒す人はそれまで見たことがなかったのですよ。M-1でブレイクした時はどうしてもしずちゃんのキャラクターにばかり注目が集まっていたのだが、自分にとっては南海キャンディーズといえば山里亮太のツッコミスキルこそが魅力で。同じく同じ頃頭角を現してたツッコミストといえばアンタッチャブルの柴田とかフットボールアワーの後藤とかだったんだけど、彼らは技術の精度が高いタイプでツッコミが新しい訳ではなかった。山ちゃんは点在していた盛りツッコミのレシピを纏め上げて主武器に昇華した真のイノベーターという印象でした。

そんな認識だから「蒼井優はいい男捕まえたな~」というのが正直な感想で。蒼井優の仕事をよく知らないから言えることなのかな? ファンの人にはごめんなさい。でも山ちゃんてラジオを聴いてる限りでは人間性に…(笑)…

…って、そういや今日は水曜日か。TBSで深夜に不毛な議論があるじゃないの。何喋ってくれるんだろね~。起きてるつもりはないけど楽しみだわさ。