無意識日記々

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“将来迎えるであろう来たるべき少年時代”

昨夜井上陽水infoアカウントからこんなツイートがあった。

── 【 #井上陽水トリビュートのヒント】

── 国民的唱歌ともいえるあの曲は国民的アーティストがカバー。

宇多田ヒカルファンからすればこれは「宇多田ヒカルが"少年時代"を歌う」としか読めない訳で。既定事項として話を進めよう。

ヒカルが2003年1月19日のストリーミング・イベント『20代はイケイケ!』で『COLORS』『Simple And Clean』と共に歌ったのがこの『少年時代』で。イケイケDVD持ってる人にはお馴染みだ。

まず焦点は、この17年近く前の既存音源を再収録するかという点。イケイケDVDはファンアイテムなので聴いたことのないPopsファン、井上陽水ファンは多かろう。反応的には問題ない。

だが何分昔の音源だ。マスターが今のハイレゾ環境に対応しているかという疑念がある。48kHz16bitでもハイレゾリリースしたことがある陣営なので可能性はゼロではないが技術的には厳しい気がする。

ならばやはり新録音源か。二十歳なりたてで歌った「少年時代」は、少年に近い年齢の人妻が歌う構図に独特の薫りがあったが、今ヒカルが歌うとすれば「まだ幼い自らの息子が将来迎えるであろう来たるべき少年時代に思いを馳せて」という視点になりそうで壮大なことこの上ない。大きな木の下で若い頃を回顧する『Passion』の、年賀状の向こう側を歌うかのようなバージョンが期待される。実際にどんなアプローチで新録したのか、興味津々でござるな。

…って言ってて他のアーティストが歌ってたらどーしましょーねー。(笑)