無意識日記々

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又吉対談は明日Revealed

今年は週明け月曜日がデビュー記念日になるのねぇ。また朝4時発表の新ネタとかあるのかなぁ。朝の番組で取り上げられるような。つい先月デュエットとカバーをリリースしたとこなんだしそんなに逸る必要もないとは思うけど。

その前に明日「文學界」が発売だった。ヒカルと又吉直樹の対談企画。ヒカルの対談記事の意義については以前述べた通りなので繰り返さないが、特に最近ヒカルの思想なり何なりをそれなりに掘り下げて語る機会が希薄だった為、又吉がどこまで踏み込んでくれたか期待したいところ。

特に、「妖怪の話」というのが意味がわからなくて楽しみだ。日常の中でのちょっとしたイレギュラーな自然現象やこどもたちへの訓戒や教訓の擬人化としての妖怪の話なのか、或いは西洋と東洋の対比なのか、想像が全くつかないところが面白い。特にヒカルはまだまだ子育て中なので息子の反応とかが目に入っているだろう。

うちの甥っ子も5歳になって怪獣だ妖怪だ都市伝説だUMAだといった所謂“胡散臭い事象”に目下大夢中中なので、そういうお年頃ってなやってくるもんなんだなーと。自分も幼いころそうだったのでよくわかるんだが、日常と非日常、幻想奇譚とルポルタージュ、曖昧さへの学び、そういった事に興味が湧く時期というのは必要なのだろう。そういう胡散臭いものと、一方で昆虫や恐竜といった実在のものも等しく楽しむところが健全というか、さして区別を目論まずに全部「世界」として楽しめる時期。嗚呼ちょっと羨ましいかもな。

そもそも「文學」というもの自体、そういった夢と現の境界線、際と淵にあるものを描き出す営みなので、歴史ある文芸誌にそぐう内容の対談になっているとすれば、久々にヒカルの「文学少女気質」も垣間見れるかもしれず、その点でも対談相手に又吉直樹という人選は珠玉。これでつまらない予感はしようもない。明けて新情報が無ければずっとこれについて語っているかもしれんね私。週末は冷え込むとか。まずは風邪など召されませぬよう皆々様にはお気をつけてうただきたく存じます。