無意識日記々

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Time is ……Baumkuchen ??

『Time』というタイトルの曲を発表するタイミングでなかなかいい【今日は何の日】が流れてきた。ヒカルの「時間観」を端的に表すメッセの一文だ。

2006年4月15日の[再会 x2 (ケータイの人またごめんね!)]から。

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時間には逆らえないんだな〜、っていう気持ちと同時に、時間は一つの軸ではなくて、実は自由に探検しほうだいの隠し扉だらけのお化け屋敷なんだな、っていう気持ち。

もう「同時」っていうコンセプト自体が存在しないとも言えるし、逆に世界は「同時」でまんべんなく満たされるとも言える気がするぞ。

なんつうか「時間」って細長いフランスパンなんじゃなくて、おっきなバームクーヘンなんだなって感じ。おいしそうよね☆

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「時間は美味しそう」。何を言っているのやら。名言だよねぇ。

やはりこの一文からもヒカルが時間という概念を過去から未来に向かって流れる一筋の河のようには捉えていない事がわかる。

そのヒカルが「時を戻す」と歌っているとするなら(まだ歌詞の聞き取りが正確だと決まったわけではないのでね)、これは、かなり“俗っぽい”時間観を描写している事になるので驚きというやら不可思議というやら。『自由に検索しほうだい』だと『戻す』っていう言い方しないと思うんだよね。『一つの軸』なら行ったり戻ったりするんだろうけど。

勿論、くどくど言ってきているように、ヒカルの歌詞は3番のラストの一文字まで聴かないと本当の意図はわからない。オフィシャル・オーディオでは1番の歌詞しかわからないし、ドラマのエンディングで流れた2番の歌詞も小池栄子の台詞に遮られて何と言っているのかはよくわからない。

『Passion』とは逆に、俗っぽく始まってラストにエキセントリックな時間観に転回する、なんて展開もあるかもわかんないな。1番が終わるまでの所要時間は約100秒、イントロが40秒だからワンコーラスに60秒要する。だとすると、トラックのランニング・タイムが297秒だから間奏分や繰り返し分を考慮しても1分以上エンディングにアイデアを詰め込めれる。ここで『Passion』のようにそれまでとは違ったパートを入れてくるのか、『大空で抱きしめて』のように徐々にグラデーションを描いてくるのか。それとも、最後まで王道を貫いて英語歌詞とアドリブで押し切るのか。フルで聴くのが待ち遠しいのは毎度のことだが、今回ばかりはタイトルと歌詞による“前フリ”が思わせ振り過ぎて嵌められている感触が消えて無くならない。果てさてあたしらはあと3週間ちょい、正気を保てていられるんでしょうかねぇ?