無意識日記々

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「あんた一体何様なの女神様ですよねわかりますっていう気分」

「あんた一体何様なの女神様ですよねわかりますっていう気分」

『PINK BLOOD』凄ぇ…。

どこから話せばいいのかもうわからなくなってるが、とにかくとにかく『PINK BLOOD』の全貌が明らかになりましたよ。ランニングタイム3分17秒!? そんなに短いの?? 余りに濃密な展開からは想像もつかない短さだった。これ、『ぼくはくま』『人生最高の日』につぐ宇多田ヒカル史上三番目に短い曲(インタールード類を除けば、です)になるのかなぁ。

そして、フルコーラスで明らかになったけれど、今まで散々「一番の歌詞」って言ってたところ、別に一番じゃなかった! いやはや、ハヤトチリミックスをまたまた発動してしまったな。おっちょこちょいなのはいつまで経っても治らないや…。

全体の構成は

A1 A2 B C1

A1 A2 A3 C2C3

D1 D2 D3 D4

という非常に特異なもの。コードと音程を考えるとAとBは記号が逆な方が親しみやすいかもしれないがまぁそれは今後検討するとして、アニメのオープニング90秒で披露されてたのは

A1A2 C2C3 D1D4

という切り貼りされたものだった。最後D1D4って…! 進んですぐ座るの急展開だなと思ってたらフルコーラスはちゃんと丁寧でしたか。お見逸れ致しやした。って歌詞転載してないからなんの事かわかりにくいな。そこらへんもまた追々。

この独特の構成とアレンジの方向性、そして日本語歌詞の出だしが『誰にも見せなくても/誰にも聞かなくても』であることから『PINK BLOOD』は『誰にも言わない』の正統な続編という事が出来るように思われる。同曲のリリースが昨年2020年5月29日だからちょうどほぼ一年ぶりでの発表となった訳だ。あの時は「すわ最高傑作か」とか私ゃ言っていたがこんなにすぐに妹分がやってくるとはもうあんた一体何様なの女神様ですよねわかりますっていう気分。まだ評価がどうのこうのというとこまで行けていないけど、ともあれじっくり取り組むのにこんなに手応えのある曲も珍しい。いや、宇多田ヒカルとしては毎度の事だけど。うん、焦らずいきますよ。