銀座の展示会、第一印象は「早いなっ！」だったが、そうそう、これって銀座だけじゃなくて、
》なお、緊急事態宣言の再延長に伴い、遠方のお客様にもお楽しみいただけるよう、全国のソニーストア (東京、名古屋、大阪、札幌、福岡)での巡回展を、本EXHIBITIONの規模を縮小した形で年内に開催することを検討中です。こちらは決定次第、宇多田ヒカルのオフィシャルHPでご案内します。
ってことで、全国を巡回する計画があるのよね。素晴らしい。いつも企画モノが関東オンリーの時は肩身の狭い思いをしていたので、こういう風に各地で観られるなら大手を振って出向ける。有難い。
そして、これってつまり、銀座以外の場所で展示される頃にはあたしが言ってた「ミュージック・ビデオに対する思い入れ」が各自の中に芽生えてきてるんじゃないか。ある意味、時間を置いて巡回する地域の方がより意義深い展示会になるのではないだろうか。ちょっと羨ましい。いや、逸早く観たいという向きにとっては都民羨ましいだろうけれども。ほんにそゆのはそれぞれですわね。
さてヒカルのツイートが更新されている。
@utadahikaru : MV撮影の合間にTAKAYさんに撮ってもらった写真が素敵過ぎて、現場で(私が)盛り上がっちゃってみんなと話したことが実現できるなんて需要があれば東京以外でもできるかもしれないから無理に遠出しないでね〜
posted at 17:38:00
@utadahikaru : 久々のインタビュー
https://www.billboard-japan.com/special/detail/...
posted at 18:03:05
@utadahikaru : そしてインタビュアーのつやちゃん(「さん」を付け足したい気持ちを必死に抑える)がこの記事のために作ってくれたプレイリストです
posted at 18:06:33
引き続き迅速な告知継続中だね。そして部活帰りや仕事帰りに合わせたようなこのタイミングでの呟きよ。狙ってるのかなぁ。ちょうどいいなぁ。あたしは違ったけど。
このニュアンスだと展示会の言い出しっぺはヒカルなんかいな。自分の写真を積極的に飾ろうだなんてまぁ嬉しいこと。昔だったらあんまりなかったのではないか。息子にさんざママキレイとか毎日言われてるのだろうかな。ダヌパぐっちょぶだぞ。（妄想にお礼を言う蒙昧）
そしてインタビューに関してはインタビューアの方にも言及をして。これ、ヒカルが指名した方なのかな？ 質問の切り口からして、なんかなりくんが推薦してくれたような匂いを感じるのだが、なかなかに理知的な雰囲気でよかった。ヒカルもこうやって積極的に告知しているからには手応えがあったのだろう。そうよね、インタビューとか会見ってのは、こうやって双方がその邂逅を望ましいと思えるものに仕上がるべきなのよね…（独り言）。
ヒカルは、発表する媒体や或いはその時の聞き手・話し相手に合わせて受け答えを変えてくる。つやちゃんさん（私は遠慮なく言うぞ）が相手だからこそのこういったヒカルの発言が読めるわけだ。
そしてヒカルが曲作りに関して
『私は凄く球体を目指したがる人なんですけど。あらゆる要素の配分に気をつけていれば、全体的に自然と目指すバランス感のものになっていくと思うんですね。』
と語っていて、このインタビューへの対応自体もこれと同じやり方をしているのがみてとれる。その前々段で
『音楽とは言語のようなものだと思っている』
と言いながらすかさず次には
『実は音楽は凄く物理的なもので。』
と対極な事も言っていて。確かに、どちらか一方だけでは音楽は成り立たないのだが、こうやって音楽のみならず発言もバランスをとっているのだなぁと具体例で示してくれていてなかなかに即効性の強いインタビューだ。未読の方はまず御一読を。
