無意識日記々

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アナログ祭り直前に英国誌動画で自己紹介

さてコーチェラ2週目は出演が無かったということでこれで一息かと思いきやすぐ明日からアナログ祭り! 新旧計5タイトルが一挙にレコード盤として発売され、タワレコ渋谷でポップアップストアが展開される。今どきマイナーなアニメでもポップアップストアは全国展開だぞ…と関東以外の人は思うかもしれへんねぇ。なんでも東京だけかよ、と。だが、横並びに気を取られて何も出来ないよりは、やれることをやった方がいいと思うので、今回もスタッフの皆さんぐっちょぶと申し上げたい。って、気軽に行ける距離感の人間が言っても「それはお前が行けるからだろ」って言われちゃうわね。どんどん言ってくれればいい。その声が大きくなったら、コラボカフェもストアイベントも、もうちょっと全国展開してくれると思うので。実際、ど田舎に住んでると札幌から福岡までの主要都市での開催であったとしても、「また都会だけの話か」ってなるからね。結局は程度の問題で、私企業なので全体の収支と効果をみながら、っていうのがラインの引き方になるわなー。

そのラインを引く相手がこの1週間で「全国」から「世界中」に拡大された、と言ってしまうのは、まぁ行き過ぎで。しかし、コーチェラ出演によって再び、いや三度び宇多田ヒカルと世界展開の組み合わせが注目を浴びる結果とはなりましたわね。

NMEのインタビューはその象徴の1つだろう。半世紀以上の歴史を誇る音楽誌/紙に1対1でインタビューされたのだから、勿論88risingの一員としてでしかないとはいえ、老舗からみても注目のアーティストとなったといえまいか。

中身も、懐かしかった。要は宇多田ヒカルの自己紹介インタビューなのだが、「初体験」をキーワードにして質疑を展開して見せた。18年前にスタンプで押したような記事を幾つも翻訳してて「またこの話か」とやれやれしてた身としては、こんな一工夫が有難い。

結果、U3、Cubic U、Luv Liveといった宇多田ヒカル最初期どころかそれ以前までの活動についてもヒカル自身が触れるという、実は結構レアな内容となったのは収穫だった。喋った話自体は長年のファンからすれば耳タコの話だが、『I'll be stronger』の一節をその場で直接口遊まれては敵わない! やはり「本人の口から」というのはデカいなぁと。そして、案外覚えてるもんだなとも。初ライブ会場の名前がすぐ出てこなかったのは笑ったけど、出る方としてはZeppってどの会場も無個性で均一化してるだろうから、すぐには整理がつかなかったのかもしれないね。

で。当インタビューは固有名詞への簡単な注釈付きで先日訳しておいたので、まだ読んでおられない方はどうぞ↓

https://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary/e/818e21dd4f201d3ed3d2258333144f86