無意識日記々

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Sonnyとの話やSONYとの話など

実を言うと常々、宇多田ヒカルSkrillex(本名:Sonny John Moore)とコラボレーションするのは、なんだか昔は凄かった人がイマドキの売れてる人の伝手を使って復活を目論んでると思われやしないかと心配してて、もし今回のコーチェラで88risingが宇多田ヒカルを"Soundtrack of our youth"としてレジェンド扱いで起用した場合それがステージの上で顕著になってしまうのではないか、なんてことまで考えてたんだけど、全くの杞憂に終わりましたとさ。誰もそんな事言ってなかったw 今はスペイン語圏のツイートとかでもすぐ翻訳して読めるから、便利になったものだな。諸刃の剣ですけどねぇ。

まぁそんな「どこにもなかった話」は置いておいて。これが今後にどう繋がるかは関心のあるところ。日本列島内のファンからすれば、世界でUtada Hikaruがウケるのは誇らしい反面、ただでさえ少ない列島内ツアーがますます減るのでは!?という懸念もまたあるだろう。そりゃ仕方ない。

あたしの勝手な見立てからすると、88risingは宇多田ヒカルをレジェンド枠として捉えてたので、来年以降もまた出る、という風にはならないと思う。その都度別のJ-popのレジェンドを召喚するんじゃないかな。同世代なら浜崎あゆみとか倉木麻衣とか現役で歌ってる人いるからね。ただ、本陣たる彼らのフェス、今回のEPのタイトルにもなってる「Heads in the clouds」の方には、呼ばれるかもしんないね。それは、彼らの活動に詳しい人たちに訊いてみたいところ。

では一方、今回のパフォーマンスをみていたコーチェラの中の人たちから今度は単独でオファーを受けるなんてことはあるのか?というのが次の疑問になるんだけれど、今回は実現しなかった(2週目に来る望みは捨てたくないけど)Floating Pointsとのカップリングなら可能性はあるかもね。恐らくYouTubeのストリーミングのデータを解析してヒカルさんが出演してた時間帯の地域別アクセス分布は割り出せるだろうから、これだけの反応があるならまた出て欲しい、けど肝心の現地での反応はアジア系以外に対してはまだまだ…みたいな風には捉えてるかも。そこをカバーするならコラボだと。

寧ろ、今回、「キングダムハーツシリーズの歌を4曲中2曲歌った」という事の影響力の方が大きいかも。これで今まで出演してこなかった(声が掛かっても断ってた?)ゲーム系のイベントへの出演のオファーが増えるかもね。こちらもあたしは詳しくないので、詳しい人の話を訊いてみたいわ。

でもいちばん現実味を増すのは、であれば、日本列島内でのキングダムハーツ関連コンサートへの出演ですわな。今まではそんなに注目してなかったけど、これからはゲスト出演がないかちゃんとチェックしないといけないかも。ただ、レコード会社の壁はどうなのか。エヴァもそうだけど、サントラ盤の発売元がソニーじゃないというのは痛い。そういやキンハもナンバリング続編新作の制作が発表されたんだったか。引き続きの宇多田ヒカルの主題歌起用を願いつつ、既発曲のリミックスのリリースが来ないかなと期待しておくことにしますかな。いずれにせよ、ヒカルさんの活動はますます活発になっていきそうですね。