無意識日記々

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見た目に拘らない意外な恩恵

おぉ、NHKワールドの動画配信で再び「SONGS OF TOKYO」が観れるようになったぞ。よかったよかった。観れへんようになるんが2ヶ月早いっちゅうねんなぁ。実際は10月26日までですよ、えぇ。ともあれ、こういうこともあるので日曜深夜の地上波放送はしっかり録画しておきたいところ。皆々様抜かりなく。

そして週明けは「CDTV LIVE LIVE」への出演だ。どういう番組なのかわかってないけどテイストとしては歌オンリーなのかな。『君に夢中』は地上波初披露なのでこれはもちろん注目ですわね。途中でドラマの名シーンとか挟んできやしないだろうな…そゆことしてウケるのかな…いやウケそうだなーあのドラマとんでもない人気だったからなぁ…あたしはもちろんずっとヒカルさんを映してもらいたいと思うが、歌の音声を邪魔しないのなら多少の演出は甘受したい。まーややこしいことをして「今後TBSには関わりません」とかU3MUSICから言われたら誰かの首が飛ぶので滅多なことはしないでしょう。相変わらずVIP待遇なんですよそこは。

しかし、2022年8月の記憶、俺大丈夫かなぁ? 経験上これは間違いなく各番組の記憶が混ざっちゃうヤツだわ。NHKが歌を同じテイクで別番組で使ったりしたからね。髪型やメイクも近いし…。ほんまCDTVは曲が違ってよかったよ。これが『BADモード』だったらと思うとね。ますます混ざっていただろう。

でもね、長い目でみると、ヒカルさんのアピアランス、ヴィジュアル・イメージってのは「記憶を混濁させない」方向でずっと来てるのね。『Addicted To You』で大幅にイメチェンして以降、常にヴィジュアル・イメージを変えてきたヒカルさん。でもあの頃はそれにこんなに恩恵があるだなんて思わなかったな。だって髪型やメイクでどの時代なのか即座にわかるんだから。これが一貫したヴィジュアル・イメージだったら、例えば知らない写真を見たときに「ああ、これは2006年頃だな」とかわからなかったもの。

これが歌だとかなり難しい。特に、デビュー時点から「なるべくイメージを変えないように」と注意を払い続けてきた『First Love』のライブ・テイクなんかを歌唱だけで当てるのは至難の業だ。いやね、正直実際はイントロの歓声の違いやミックスの感触やらという歌声と関係ない時点で「これはヒカ5だよね」とかわかっちゃったりするからクイズにはならないんだけど、純粋にアカペラで歌だけ取り出されたら私は自信がない。それだけ音楽的には一貫したものがあるのだ。

だが見た目に関しては無頓着というか無執心というか。スタイリストさんに任せきりという印象がずっと強い。故に「似合ってねーなー!」と声を大にして言いたくなるメイクやスタイリングも過去には幾つかあったのだが、お陰で一目で時期や時代がわかるとはね。長年見てきたから受け容れられる有難い恩恵なんだなこれが。

(って、メイクやスタイリングっつってるけど、あたしの場合表情筋の付き方でみてるのが実際だったりしてまして…ヒカルさん、ほんと時期によって作る表情が違うのよね。その都度顔つきが変わるレベルで。やらかい顔してんだぜあー見えて。)

てな感じで、2022年8月の宇多田ヒカル様のアピアランスをこれでもかと堪能中の現在ではありますが、出来ればTBSでの出演は、NHKの時とは全く違う衣裳とメイクで出て欲しい訳です。別段似合ってなくても構わないので!(笑) 歌う歌も違うしね、そこは柔軟に変えて下さいな。それが記憶と思い出を混濁からあっさり救い出せる術なのですから。まぁ、歌い出しでマイクのスイッチが入ってないとかのでっかいアクシデントがあるのがいちばん記憶には残るのだけど、出来ればヒカルさんと歌だけは無傷でお願いします。