無意識日記々

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いろいろ♫なんてまだまだよ?

まさか『First Love』をいちばん回数聴く年が2022年になるだなんて1999年は思いもよらなかったな。まぁそらそうやわな。

このノリで「一生のうちでいちばん『Passion』を聴いたのは2047年」とか「2058年は『ぼくはくま』をリピートしまくった」とかになっていくんだろうか。今こうやって適当に書いておけば予言が成就したりする??(笑) そんな先のことを…と思われるかもしれないが、『90代はここどこ?』なんか最速でやるとしても2073年1月19日木曜日大安吉日、50年後だからな?? まだまだ先は長いんだぜ。

https://twitter.com/utadahikaru/status/217637087728500739

来年のことを言うと鬼が笑うというが、50年後のことを語ったら鬼たちがまとめて爆笑死くらいするのだろうか。なんだか腹上死と韻を踏んでしまった気がするが気にしない。それはさておき。

でもこの間バディ・ガイが86歳にして新作出してたからな…ブルーズというスタイルが老年にフィットするというのもあるかとは思うが、歌うといってもいろいろな手があるってことか。嗚呼、そういや去年はトニー・ベネットが95歳でレディーガガとアルバム出してたっけね。

そうなのだ、我々『20代はイケイケ!』や『30代はほどほど。』を経て『40代はいろいろ♫』を迎えるにあたって「思えば遠くへ来たもんだ」なんて思ってたりもするのだが、ヒカルが『「90代はここどこ?」までやれたら我が人生に一片の悔いなし!』と呟いている以上、実際はまだまだ序盤なのである。75年以上に渡るキャリアのうち、まだ3分の1も終わってないのよ。起承転結でいえばやっと「承」の部、序破急シンで言えばまだ「破」なんですよ。

それくらいのスケールで物事をみたとき、「『First Love』をいちばん回数聴く年が2022年になるだなんて」と今言ってしまうのは実は時期尚早なのだった。あと50年のうちにもっと『First Love』を聴く年が来るかもしれないのである。音声から当時のヒカルのレコーディング姿をホログラムで再現できる技術が開発されて部屋の中でヒカルが歌ってる姿を鑑賞できるようになったら??─荒唐無稽だけど、そんなことになったら何度リピートするかわからんよ? いや逆に心臓が保たないかもしれないから何度も観れないかもだが。みんな歳とるかんね。

なので、Never Say Never、「今まででいちばん」くらいなら言ってもいいかもしれないが、「今後未来に渡ってこの作品を超えるものは現れない」とかそういう言い方は、こと宇多田ヒカルに関しては使わない方が無難なのかもわからない。特にヒカルより歳下の皆さんは心して掛かるように!

にしても、キャリアの3分の1が終わろうとしていると言われたら、なんだかんだで結構なとこまで来てるんだなとも思ったりも。…いや! 90代以降もまだまだ続くかもしれんわな! 医術と技術の発達は、どこまでいくかわからない。てかお前様は何歳まで生きる気なんだよ全く。はい、生きてる限り追い掛けますデスよ、きっと。こいつはね(笑)。