無意識日記々

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アカペラ化とカラオケ化は裏と表よね

さて、いちいち図体のデカいアナログプレイヤーを引っ張り出してきて聴きたくなるほどにアカペラ・トラックは魅力的な訳だが、お陰でついつい「やっぱレコードはいいなぁ」などと口をついて出てしまう。いやいや、別にアナログプレイヤーがいいのではなくて、録音されてるトラック自体が素晴らしいだけなのだ。勘違いしてはいけない。

アナログ購入者は、今回の7インチアナログ盤に3300円(×マニアの人は枚数分)を支払った訳だが、それは「先行鑑賞権」の金額ということで満足頂けるのだろうか? つまり、ゆくゆくは配信でもアカペラで聴けるようになるとしても構わない??

当然、時期によるだろう。今「明後日から配信します」と言われたら「折角買ったのに」と甲斐が無いよと反応をしたくもなる。ならばいつくらいからなら許せるか。

単純に、チャートからこの2枚組が消えるまでは待つべきかなとは思う。お小遣いが揃ってからとかの人も居るだろうし、時期やファン層を考えるとアナログプレイヤーも揃えないといけないから受験が終わってからとかお引越が終わってからとか…いやそんなこと気にしてたらキリが無いんですがね。(笑)

シンプルに、次のヒカルのアクションが話題になった頃にしれっとリリースしてくれるのがいいかなと。

で。今回当然ながら「『First Love』や『初恋』だけじゃなくて他の曲のアカペラも聴きたい!」という願望希望も出てきた訳で。元々あるんだけどね。『First Love』15周年記念盤にはアルバム丸ごとのTV MIX(テスト・ヴォーカル・ミックス)、即ちカラオケ・トラックが収録されていたが、その逆にアカペラトラックで埋め尽くされた1枚も欲しいよねと。『Eternally』とか『FINAL DISTANCE』とか想像しただけでよ鳥肌が立つわ。

でも、なかなか実現が難しいよね。そんな中、ヒカルの所属するソニーミュージックエンタテインメントでは(EPICSONYはその会社内レーベルだわね)、Soundmain というプロジェクトが進められているとのこと。

https://www.dtmstation.com/archives/56675.html

要はブラウザ内で既存音源の分離が出来るようになったよという、つまり貴方も自分でカラオケトラックやアカペラトラックが作れるようになりつつありますよってことらしいんだが、うむ、自分でやるのは面倒臭いな(笑)。

でも、技術が安価にアクセスできるようになってるってことは、そのうち配信音源自体もプラットフォーム内で加工できるようになる、のか? アーティストの提供した配信音源を勝手に加工してカラオケ化したりアカペラ化したりしていいのかという問題もありそうだけど、特にカラオケ化の方はニーズがありそうだな。それに紛れる形でアカペラ化も普及すれば、わざわざ公式がアカペラトラックを用意するまでもない、ということになる、のか??

Apple のカラオケ機能「Apple Music Sing」も一昨日の?OSアップデートから始まったようだし、ニーズが高まればそのうちアカペラ機能もつくのかなぁ。

でもやっぱり、幾ら学習機能が発達したといっても、公式が気合い入れてミックスしたトラックの方がまだまだクオリティは高いでしょうね。暫くは素直に配信を待ちますかね。