先週週末土曜日12/17夜に、DJタイム2022冬の陣第三弾が執り行われた。なぜか第一弾第二弾の札幌渋谷のアーカイブは観れないままなのだが今回の梅田分はしっかりと後からチェックできるようで、まだのひとはぼちぼちチェックしておくのもよいかもしれない。
今年のDJ企画はゴールデンウィークだったりで悉く無意識日記のお休み期間に開催されて私触れるタイミングを失してきたが、今回ばかりは触れねばなるまいて。というのも、ヒカルさんが実況に参加予告して参加してコメントで楽しませてくれたからだ。なかでも、
『え?!そんなエピソード初めて聞いた笑』
と呟いた件は出色だった。ヒカル本人も知らなかったエピソードとは何か。アーカイブで聞けるのだけどここでも触れておこう。
毎度ながらファンならではのセンスに満ちたDJ yanatakeさんの見事なプレイがトップバッターを飾り、続くトリはm-floのtakuさんという流れだったのだが、そのtakuさんがふと以下のようなプチ爆弾発言をしたのだ。
「m-floはLISA加入前にcubic Uを加入させようとしたことがある」
なんだかトリビアの泉に採用されそうなネタだが、話はこうだ。まだm-floがtakuさんとVerbalさんの2人組だった1998年の夏、takuさんがNHKBSの番組(新・真夜中の王国)でたまたまcubic Uの出演回を目撃したのだと。その時の歌唱(となると『close to you』のPVになるんかな?)が一発で気に入り、事務所の社長にm-floに加入させれないかと相談したらもう彼女はソロデビューが決まってるからと断られたのだと。takuさんの口調からはどこまでシリアスだったのかダメモトなアプローチだったのかはよくわからないが、ともかく当時のヒカルの耳にまでこの話は届かなかったということなのだろう。歴史のifはつまらないものだが、仮にヒカルがこの話を聞きつけて、全面加入は無理にしてもなんらかのプロジェクトを立ち上げたりしてたらJ-popの歴史がちょっと変わってたかもしれないなと考えるとちょいとゾクゾクした次第。のちにtakuさんは2001年夏に発売された46分収録のシングル盤『FINAL DISTANCE』に『DISTANCE (m-flo remix)』を提供し浅からぬ御縁が生まれた訳だが、その1998年夏のcubic Uへのアプローチの直ぐ後に加入したLISAさんがヒカルの通ったインターナショナルスクールの先輩だったりして、なるほどtakuさんの狙いはそこらへんだったのねと後付けでほくそ笑む事ができるようになったのはなかなかの収穫だろう。
そんな彼ならではの週末のDJタイムはヒカルが
『これからTakuさんの始まるんだけど、全曲リミックスを用意してくださったそうな…ひぃ』
と恐縮する、一夜限りにするには余りにも贅沢な代物だった。その出来栄えはこれまたヒカルの
『めちゃよかったー!』
の一言で十分伝わるかと思われる。アーカイブで聴けるので、ヒカルのコメントやツイートで興味の出た方は、12月22日以降の公式発表でわちゃわちゃし始める前にでも聴いておいた方がいいかもしんないね。あたしもかなり興奮しました(笑)。