無意識日記々

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購買促進? or 瀬戸際力強化?

いかんな浮き足立ってる。こんなに寒いのに。

宇多田ヒカルの新曲」。この文字列の並びずっと眺めてたい。なんだろうこの高揚感。リアルタイムですよリアルタイム。ベートーベンの第九の初演てこんな雰囲気だったのかなどうなのかな。いやこれはホントに生きててよかったです。

万難を排して明後日の生配信を被る所存だが、そんなことを言ってられるのもその時間にも働いて世の中を回してくれてる人たちが沢山居てくれてるからなのよね。特に電気電信通信環境を整備してくれてる皆様には頭が上がらない。中には生配信でヒカルの歌声を聴きたかったのに夜勤なんだよとかいう人も在るかもなぁ。あぁそうか今だと試験の採点業務とかそんな仕事も。平日夜9時だもんね。働いてる人いっぱい居る。もし自分が間に合えば全力で楽しむぞ。見逃し配信の寛容さを期待したい…! 無料なんだしな。

でもそこなぁ…。前回は生配信時にトラブルということで後日のアーカイブ公開は太っ腹モードだったが、今回はどうなるのやら。1年前の『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios 2022』と較べるとStagecrowd1本に絞ってきた訳で、これは常々言ってるとおり来たるべきツアーの有料配信事業を念頭に置いてるはず。なので、今回無料とはいえ、使い方扱い方は有料配信の場合と同じにしてくるんでないかなと。予行演習的な意図を踏まえると。まぁとにかく告知待ちですわ後日のアーカイブ配信に関しては。

その新曲をどの形態で演奏するかも気掛かりだ。フルバンド? オーケストラとか来ちゃう? 逆に弾き語りやアカペラ?? 360RAやドルビーアトモスのリリースも念頭に置く? 妄想は広がるばかりですよ。

宇多田ヒカルの場合歌詞が未完成というのは、メロディはおろかバックトラックも未完成ということを意味する。『気分じゃないの(Not In The Mood)』の『差し出されたコーヒッカッ』での演奏陣の突然のブレイクは歌詞が出来てからでないと挟めなかった筈だなんて話も昨年した。『COLORS』なんかは完成2日前に二小節足したのよね。作詞練り過ぎたせいで曲の長さ変わっちゃったんだよ。そこまで行くことを考えると今日中に歌詞が完成しないと楽譜書いてる時間が足りないとか有り得るわ。

でもでも、この「2日前」、約62時間前に告知したっていう事実をどう解釈するかよな。これ、もちろん明後日の本番中にサプライズで言い放ってもよかった話で。となるとこれは、無料チケットの事前購入促進ということもあるのかなと。1/19 19:30までに買ってないともしかしたら生配信はおろかアーカイブも観れないかもしれないからね。それもあってヒカルはこのタイミングで内容に触れたのだろうか。

或いは、自らにプレッシャーを掛ける為という側面もあったか。一昨年2021年12月28日に『気分じゃないの(Not In The Mood)』の作詞を〆切ギリギリ(どころか多分もうアウトだったはず)で完成させた経験から、「私って追い詰められた方がいい詞が書けるんじゃね??」と気がついて敢えて今回このタイミングでツイートして皆からの期待を得てそれを作詞に反映させようとしてるとしたら…? 今ヒカルにツイートしたら新曲の歌詞に反映されるかもしれないってことか!? それでもし採用されたら光栄を通り越して末代まで語り継がれる偉業になるなぁ。(妄想が酷い)

いやもちろん、「気がついて」って言うけど、1999年1stアルバムの『Give Me A Reason』も2001年2ndアルバムの『Eternally』も2008年5thアルバムの『Celebrate』も追い詰められて作詞した曲な訳でそんなのは過去にわんさかあるんよね。寧ろ24年培ってきた「瀬戸際力」を今回も発揮しようとしているというか今やそれに慣れちゃって自分でも「待ってました」状態で極限の緊張感を楽しんでる可能性ある、わよね。

いずれにせよ、気に入ろうが何だろうがもう木曜夜には歌わないといけないんだから、うむ、ラストスパート、ヒカルさんは楽しんで作業してくれればと思います。我々の方は作詞の素材になりそうな言葉の数々を@utadahikaruに向かって呟くのが吉かもしれない…っ!