無意識日記々

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再録3曲の選曲基準は依然謎


話の流れから予測できる話な気がするけども、恐らく再録3曲は


「ライブ向けアレンジ」


になってると、私は予想する訳です。


ただ、問題は、3曲あることだよね。これ、3曲が3曲とも同じ理由で再録されたとは限らないからね。ひとつひとつが全く別の理由だったりするかもしれない。


例えば、『光』。オリジナルのキーだとキツイからキーを下げたバージョンをここで聴かせておきたい、なんてこともあるかもしれない。


例えば、『traveling』。現代の基準に照らし合わせると歌詞が危なっかしいのでそこを変更したいのかもしれない。


例えば、『Addicted To You』。オリジナルのミックスが2つあるから、25年越しに決定版のミックスを披露したくなってるかもしれない。


まぁその場合は2024 Mixって表記になるだろとツッコまれそうだけど、あたしの見立てでは他の曲の2024 Mixはサウンドのマイナーチェンジがメインで、大胆にアレンジを変えてくるものではない気がしているので、そこで表記を差別化するのはアリだろう。


…という風に、理由は幾らでも思いつく。ただ、「なぜこの3曲なのか」というのは、依然引っ掛かる。他の曲はしなくてよかったのかっていう。


単純に、再録する為の時間が3曲分で精一杯だった、というのも如何にもありそうだ。ベスト盤収録の新曲2曲を仕上げて、残り24曲のリマスタリングとリミックスをチェックしつつ、ツアーのプリプロダクション〜リハーサルをこなさないといけないんだもの。ツアーデイトがあるから日程は絶対に遅らせられないし、ヒカルさん、バンドメンバーに渡すライブ用の楽譜を曲数分書いて渡すとこからするからね? そら時間は幾らあっても足りないよね。


こういった(余計な)事も考慮に入れると、再録曲の真価をどう測るかってかなり難しい気がします。もっと言えば、コンサートで披露されたのを目撃して初めて、再録の意義が完成するかもしれない。ベスト盤とツアーが連動する面白さのひとつになりそうですわ。