無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

LIVE NATION JAPAN

もう数日前のニュースになるが、LIVE NATIONがクリエイティブマンと共同出資で新会社LIVE NATION JAPANを設立。遂に世界最大規模のコンサート・プロデュース企業が日本に進出してきた訳だ。

日本でのコンサート事業はCD市場以上に特殊で、如何にLIVE NATIONとはいえそう易々とは進出してこないだろう、と高を括っていたのだが、なるほど既に興業市場にある程度シェアのある国内企業を取り込んできたか、やるなぁ、、、なんて話は本欄とは関係ない。

我々に意味があるのはただひとつ、日本語が通じる"LIVE NATION"の看板を掲げた企業が誕生した事である。想起しよう、UTADA IN THE FLESH 2010のコンサートプロモーターがLIVE NATIONであった事を。そして、その映像を撮影したのも彼らであった事を。どこまでUniversal Musicが絡んでいるかはわからないが、兎に角ITFの映像をリリースする為にはLIVE NATIONを動かさねば始まらないのである。

まだ私は英文のプレスリリースを斜め読みしただけなので詳細は把握していないし、検索もまともにしていないのでそのLIVE NATION JAPANのWebサイトがあるのかないのかもわからない。が、そのうち窓口みたいなのが出来る筈である。ご意見ご要望はこちらに、とかね。まぁ普通は「どのアーティストに来日して欲しいですか?」みたいなアンケートを受け付けるのだろうが我々は違う。「UTADA IN THE FLESH 2010はいつリリースするんですか」。これである。

ぶっちゃけ、LIVE NATION JAPANはITFと何の関係もない。縁も縁もない。だってコンサートプロモーターであってDVDを売るセクションじゃないからね、そんな事言われても知らんがなというのが本音だろう。しかし一般人である我々(え?)はそんな区別なんかできない。LIVE NATIONという看板を掲げている以上、LIVE NATION関連の問い合わせは受けざるを得ない。

とはいえ、そんなウザいメールorメッセージを何十通も受け取ってくれば、「ひょっとしたら商売になるのかも」と誰かが思って該当セクションに連絡をとってみてくれるかもしれない。我々の狙うのはこれである。LIVE NATION JAPANのWebサイトが出来た暁にはメール・フォームから要望メッセージを送りつけてやろうではないか。

ここでもう一押ししておきたいポイントがある。宇多田ヒカルがEMIと世界契約をした事だ。復帰後は、日本を中心にしたワールド・ツアーを敢行する可能性がある。海外ではまたLIVE NATIONと、というセンも十分に考えられる(多分ここらへんの選択にレコード会社あんま関係ない)が、興業規模としては圧倒的にヒカルの場合日本国内がデカい。誰しも、宇多田ヒカルの国内興業権を手に入れたい筈である。それを考えたとき、ITFをリリースして先手を打ってヒカル側とコネクションを作っておく事は興業主として大きなアドバンテージになるだろう。映像作品の収益なぞ度外視してもいいではないか。外タレ主体の興業主が、日本屈指の有名アーティストのコンサートを仕切るチャンスが生まれるのである。これを逃すテはないだろう、どうでしょうLIVE NATION JAPANさん、UTADA IN THE FLESH 2010をなんとかリリースしてみませんか…出来ればBluray/DVDでも☆