無意識日記々

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継続は力なり、なのかななのかな

何かいろんな話を途中までしてほっぽってるケースが余りにも多い気がするが気にしない。気にし始めるとキリがないからだ。どうしても言いたい事があったらまたその時に書くだろう。大事なのは書くという行為を途切れさせない事だ。書いてりゃ書かれるべき事はそのうち書かれる。それだけの話。

なので、Hikaruも、歌われるべき歌があるのなら、歌ってさえいればいつか歌う時が来る。「続ける」。Hikaruが自身の事を"飽きっぽい"(誰だAutumnalとかいうヤツは)と評するだけに"続けていく事が大切"とは滅多に言わない。事実、あれだけ稼いでしまうと、若くして引退して悠々自適、みたいな事をいいたげになる人々が山ほど居る事を考えると、"続ける"事のリアリティをHikaruに求めるのは筋が違うという他はない。

ヒカルには、音楽家として、どちらかというと地味めな"職人気質"をみるような目で見て欲しい、という感情がある。しかしそのためには石の上にも三年というべきか、やはり職人技・職人技というものは一朝一夕で成せるものではな…

…い筈だったんだが、15の小娘は既にデビュー時点で職人技ともいえる歌唱技術を披露していた為、やっぱりなんというか「継続は力なり」という地道さからは縁遠く。

そしてやはりここでも、前回と同じように"LIVE"の重要性が活きてくる。今やるLIVEは、常に観客たちと共に作ってきた歴史とともにある。これほど、続ける事が大切なものはない。サザンオールスターズがこの夏復帰してLIVEツアーを行うそうだが、何故彼らがあそこまでの動員数を誇るかといえば、作り上げてきた歴史があるからだ。今や昔からのファンたちも孫が居る世代だから今度のツアーでは親子三代連れでLIVEを観に行く、というケースがより一層現実味を帯びてくるだろう。

今まで何度も指摘してきたようにヒカルはそこが足りなく、従って観客動員数(本来なら聴衆数とか言いたいなー)もサザンには遠く及ばない。今からではかなり遅いが、しかし、ポテンシャルはありすぎるほどあるのだからLIVEにはビシバシ力を入れていって欲しい。

で、本当ならここで"In The Flesh"の続きとしてクラブツアーからホールツアー、アリーナ、そしてスタジアムで、なんて風に妄想が膨らんでいくのだけれど、ここも途切れたまんまなんだよねぇ。4年も経てばファンの個々の事情も変化していて、もうなかなか取り戻していく事は難しい。またいちからやり直し。そんな感じが漂ってくる。LIVEはナマモノでありイキモノである。ついでに私はナマケモノだ。それはいいか。流れを途切れさせてしまうと、どうにも逃げていってしまう。

これは、ヒカルの側の話ではない。LIVEでの歌唱は随分上達していて、最早非の打ち所を探す事すら難しい。話はそちらではなく、こちらの、ファンの方の機運や気分といった気持ちの問題である。そこをどうしていったらいいのか。考えるのも難儀だが、例えばそれをカバー出来るのがラジオなのではないか…という話の続きはまた来週。




…いや、きっと例によって続きは書かないんですけどね…。まぁ、書かれるべき時が来たら書かれるさ。心配は、していない。だって私は、Automaticに「続ける」人なんだもの。