無意識日記々

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プロジェクトの継続性

Making Loveの続編を今作ったらどんな感じになるんだろうねぇ、、、というところを、掘り下げない(笑)。いや、夏向きの歌ではあるけれどね。

花より男子って3はないの? 出演陣の年齢を考えるともう無理か。総入れ替えとかになるんかなー。そういやここでもちょいちょい間違えるけど、Flavor Of Lifeって花男2の主題歌じゃなくて、"イメージ・ソング"か何かなんだよね。ドラマの美味しい所で使われたせいなのか何なのか、嵐が歌う主題歌の何倍も売れちゃったんだけど…。

…だなんて一見無関係な呟きを並べたけど、これはプロジェクトの継続性の話。例えばゲームの世界だと、ドラゴンクエストファイナルファンタジーはもうナンバリング幾つめだっつーくらい出てるし、漫画ならワンピースはコミックス70巻出てもまだまだ終わらない。ひとつの名の許に、「ずっと楽しい」を提供し続けてくれる事は、消費者としてはこんなに安心し、頼もしい事はない。

僕らはつまり、「宇多田ヒカル」という名の許に集い何年も、十何年もこの"プロジェクト"を追い掛けている訳だが、こと中身の"継続性"となるとなかなか心許ない。"歌"というシステム自体、各々が4〜5分の世界を形作ってそこだけで世界を完結させてしまうから、いうなればひとつひとつはバラバラなのだ。それはそれでまぁよいのだけど、冒頭で触れたような"あの歌の続編"とか"あのタイアップの続き"とか、そういうのがあると「長年追い掛けてきたが故の楽しさ」みたいなもんが味わえて有り難い。

勿論ヒカルにもそういうのはあって、DISTANCEからFINAL DISTANCEへ、とか、Beautiful World〜BWPbAM〜桜流し〜とか、続きものもあって楽しい。しかし、Automatic Part 2のように、全体としては消化しきれていないプランもあったりして、まだまだ足りないという感覚が強い。

でも歌手の場合、"LIVE"という最終手段がある。過去に作り上げてきた名曲の数々をパーツにして組み上げられた2時間のショウは、それだけで今までの歴史の重みと凄みを感じさせてくれる素晴らしきコンテンツだ。ただ、その2時間のショウを"ひとつの作品"としてまとめ上げられるかどうか、という点は未知数で、それはひとえに各作品各楽曲が緩やかにでも何らかの繋がりや共通点を持っている必要があるだろう。

そう考えるとヒカルの作品は…という話を続けるとかなり壮大な話になりそうなので、今回はこれくらいで筆休め。ふぅ。