無意識日記々

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線に漱ぎ点に枕す

クイズの方はというと、「点」と「線」を読み込んでいれば答えられるものが殆どだろう。特に、「点」の後半の語録はインタビュー以外の発言も満載で、実際は昔の雑誌をひっくり返してみたり昔のテレビ出演を見ていたりして思いついた問題も「点」にその文字起こしがないかを確認して、見つけられたらそこを参照元として表示する事もある訳だ。テレビ出演などは情報源として動画を探すという手もあるが、各端末で再生出来るかもわからないし、再生位置指定も出来たり出来なかったりだし、そもそも存在自体が違法の可能性もあるので、なかなか参照元として表示しづらい。「点」ならページ数の3文字だけで事足りる。非常に助かる。

なので私は、冗談抜き比喩抜きで「点」を枕にして寝ていたりする。そろそろこれがないと生きていけないんじゃないかと思ってしまう位に。重宝とか便利とか言われて"編集長"が喜んでくれるかどうかはわからないが、それが偽らざる本音である。

歌詞を捻ってみたり時事ネタと絡めてみたりといった"変化球"もたまに出題するが、そもそも私自身が興味があるのが過去のHikaruの発言の数々なので、どうしたってそれが主たる出題になる。時々、「なんちゃらという曲とかんちゃらという曲はあるパート同士が同じコード進行です。どことどこでしょう?」みたいな問題も出したくなるのだけどやや専門的になるので自重している。ただの難問と専門的だから答えにくいのは印象が違うのである。結局、穴埋めクイズの体裁にして過去の興味深い発言を振り返ってみましょう、というところに収束している。

そうそう、あらためて言うまでもないのだが、今のクイズは知識の多寡を問うものではなく、寧ろそういった"Hikaru語録"や歌詞の魅力を振り返るのが主眼になっている。初期は何か競技性があった方がいいかな、と考えてポイント集計をしてみたりしたのだが、作業が大変な割にあんまり効果というか魅力がなかった為途中で辞めちゃった。楽しみにしてたひとあらためてごめんなさい。そういうのは、本来の目的とは違っているなぁ。

そういう意味では、今日は何の日とクイズはコンセプトが実は大体一緒になっている。Message from Hikki がなかったら空欄になる日付が多いからやっぱりここでも「線」に感謝なのだが、本来の今日は何の日のニュアンスを出す為には、例えばメッセに「昨日ビデオ撮影してきた!」とあればその前日に「この日のHikkiはビデオ撮影でした」と書いた方がよりそれっぽい。しかし、それをすると次の日にメッセの更新があった事は書かない風になる。さてどちらがいいか。

ここで私の「ファンらしさ」が出てしまって良し悪し(ある意味辟易)なのだが、メッセ更新は大昔からそれだけで私(たち)にとっては"嬉しいニュース"だったのだ。その為、メッセのタイトルや日付を見ただけで、当時喜びいさんでページを見に行った時の感覚が蘇ってくる。私(たち)にとって、昨日Hikaruがビデオ撮影をしていた事よりも、今日わざわざメッセージを書いて私たちに読ませてくれた事の方が遥かに"重要な出来事"だった。新しくファンになったみなさんにはわかりにくい感覚かもしれないが。

そんな風に考えているので、その日Hikaruが何をしたとかこんな報道があったとかあんな賞を貰ったとかよりメッセの更新がメインになって今日は何の日が構成されている。こちらもまた「点」同様、参照元の明示がシンプルで助かる。「線」のページ数でもよいのだが、たった今あなたはWebブラウザを開いているのだからリンクを張るのが素直だろう。スマートフォン版に転送されているかどうかは知らない。まぁどっちでも読み易さはそんなに変わらんだろうと。


という訳で私は「点」を枕に「線」を抱き枕にして毎日を生きている。ある意味Hikaruの初著書なのだからそういう愛し方をするのも当然なのだが時々曲を聴くより長い時間付き合っている事もあるのでそれはちょっと行き過ぎかな。いずれにせよお陰で毎日が楽しいですよ。