無意識日記々

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またも巨星墜つ

デヴィッド・ボウイが亡くなったのか。つい先日ニュー・アルバムが発売になったばかり。私は決して彼のファンだった事は無いが、新譜の曲に関してはいつもと異なる"尋常ならざる何か"を感じ取った為、当日にはツイートをして取り上げた。しかしまさかその"何か"が"死への予兆"だったとは。相変わらず自分は鈍いなぁと呆れている所だ。後でそのつもりになってもう一度新譜の曲を聴いてみたいと思う。

しかし、そのアルバム発売当日に69歳になったばかりの彼がそこから僅か2日でね。昨年末、これもクリスマス・イヴに70歳の誕生日を迎えたMOTORHEADレミー・キルミスターがその2日後に亡くなったのと重なる。

彼らは間違い無くロック・レジェンドである。2人とも、音楽のひとつのジャンル、つまり、レコード・ショップに行ったらブックエンドで仕切られている一区画の創発に多大な責任を負っている。スラッシュメタルデスメタル、ハードコアといったジャンルはレミー抜きでは有り得なかっただろうし、ボウイが居なくては初期のグラムロックや後のニューウェイヴは全く異なった形態になっていただろう。その影響力は凄まじい。歴史上の人物と呼んで差し支えないだろう。


MOTORHEADの曲もボウイの曲もKuma Power Hourではかかった事はない。ただ、トレビアン・ボヘミアンブライアン・メイのインタビューが流れた時にボウイをフィーチャーしたリミックス曲を流しているので、当然ながらヒカルも彼の存在は知っているだろうから、今回の訃報に関しては思う所もあるだろう。寧ろ三宅さんや照實さん、沖田さんたちの方が非常に大きなショックを受けているのではないか。特に照實さんは、一度位なら会った事があるかもしれないし。

彼らのようなレジェンドが、生命の尽きる直前まで第一線で活躍してくれた事には非常に感謝している。どのような生き方がよかったかなんてわからない。ただ、この50年近い歳月の中でこちらに与えてくれたものに感謝したい。ただただそれだけである。