無意識日記々

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we be awestricken by new album

Awestrickenて見慣れない単語だなドイツ語か何かかなと思ったら『畏敬の念に打たれる。』ときた。嗚呼、"awe-stricken"て事ね。ゲシュタルト構築したぜ。aweといえばSCv1の詩は『In awe...』から始まっていたなと回顧する。"self-prophecy"に関する詩だが、更に強力になった今ではもう「下手な詞は書けない」と思っているのかな。残念。含意が判明するのは事が起こった後だ。それまでは運命に言わされ続けるしかない。

その能力をこの5年間で"手懐けた"というのなら怖い。最早それはただの超能力者だ。何か、面白くない。

どう折り合いをつけたらいいかは本当にわからない。

ただ、ただ手を拱いているだけでは3年前の夏の悲しみにはかなわない。それを乗り越える、対峙する、いや、その悲しみと共に生きるにはどうしたらいいかという時に、ヒカルが作詞という行為をどう捉えたか。その結果が、一旦もう出ている訳だ。アルバムに収録された楽曲の歌詞として。

今。ヒカルがどういう精神状態にあるか。『今回は全部の歌入れが終わった夜から、泣いたぜ。』――よく読んだら、"夜に"じゃなくて『夜から』なんだよね。そこから一定の継続した時間、或いは断続的に泣いたって事だよね。なんか、凄いなぁ。洗い流されたというか、山ができたというか。山か。山かもしれんな次のアルバムは。これは、楽しみだわ。