無意識日記々

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ヒカルがなりくんをプロデュース

いやぁ吃驚したわ。いや、「宇多田ヒカル小袋成彬をプロデュース」っての自体は予想通りというかほぼ既定路線だった。THE BACKHORNが昔『One Night Magic』でフィーチャーされてからの昨年の共同プロデュース、という流れがあったので、いずれヒカルがKOHHやなりくんをプロデュースする機会があってもそれはそれでアリだわな、となってたのだ。ただ、その話をこの日記で一度も取り上げた事がなかったってのからわかる通り、そんな事があってもずっと先だろうなと漠然と思っていた。実際、THE BACKHORNだって10年越しの"お返し"だった訳で。それが共演からわずか一年半で、しかもヒカルのニューアルバムの年内発売が発表されてすぐに、だなんていうタイミング予想も出来なかったですよ。一部週刊誌では昨年の時点で既に"スクープ"されていたらしいが、あたしゃその記事読んでないし。

驚くべきバイタリティだよね。でもまぁ、その昔『This Is The One』『点』『線』の3つをほぼ同時発売した事もある人だ。この時は『宇多田ヒカルの言葉』と違って2冊とも編集長だったし。それを考えたら自分のと並行してもう一枚プロデュースを手掛けてても不自然では…いやいや、やっぱ凄いですよ。

こうなると当然、長年のファンは「例によってまた5月に倒れるんじゃ」と心配する所までがお約束になるが、今度ばかりは大丈夫だろう。まだまだ小さいダヌパが居るからである。幼い1人息子を残して入院とか馬鹿な真似はすまいて。子育てのプレッシャーってなお母さんに常時健康を強いるのだ。具合悪くなってる暇なんてない。

で、なりくんのアルバム発売が4月25日の水曜日という事で、作業はほぼ終わっているとみるべきか。まだもうちょっと完パケ入稿〆切までは余裕あるけれど。そうなると気になるのは「じゃあヒカルのニューアルバムはいつ発売なの?」という点だ。いちばんセンセーショナルなのは「同日発売」だが、この度なりくんは晴れて(?)梶さん沖田さん所属のエピック・レコード内レーベル(と言っていいのかな)である「RIA」所属になったそうなので、たった2人しかいないレーベルメイトをいちどきにプロモーションするのは人力的にも無理な相談だろう。同時発売にして「連動購入特典」でもつければこれ以上ない華々しいデビューになるだろうけど。今回発表になったなりくんの新曲「Lonely One」のアンサーソングをヒカルの新作に収録するとかしたら更に購買意欲は増すだろうし。

まぁそれがなくなったとすれば、裏を返せばRIAとしては4月一杯までまずはなりくんをプロモートするのがセオリーで、となるとヒカル陣営として動き出すのは今年の下半期から即ち7月以降のアルバム発売とみた方がいいのかな。当初よりアルバム秋発売の冬ツアーという組み合わせは想定されていたのでそれはそれで何の問題もない。中には「ひとのプロデュースしてる暇があったら自分のを一刻も早く出してくれ」と思った人も居るかもしれないが…まぁその話はまた次回。にしても吃驚でしたわホント。