無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

ダウンロード購入か定額ストリーミングか

さて4月。まずは…明後日からだっけ? なりくんの先行配信が始まる予定。アルバムが下旬発売、ワンマンライブが5月の初頭なのでここから1ヶ月まるまるRIAはなりくん推しだろうな。2人しか所属アーティストが居ないのにマンスリートッププライオリティとか言うのもこそばゆいけれども。

っとと、先行配信と言っても定額サービスオンリーになりそうなんだったな。こういうのは当日になってみないとわからないもので、しれっとダウンロード販売もやってるかもわからない。『Lonely One』がどれくらいの再生回数だったのか、あれからの時間でどれだけ定額が伸びたのか、4月という年度始めがどれくらいの新規客を呼び寄せるのか、種々検討した上で「ストリーミングオンリーは時期尚早だった。ダウンロード販売もやろう。」という結論が出ていても決しておかしくはない。

ただ、「新世代のアーティスト」というイメージを強くする為に定額のみでいくという戦略は結構ありだと思う。ストリーミングだと再生回数データがクライアント(この場合はレコード会社側)に受け渡されると想定されるので、ぶっちゃけダウンロード販売より大きな数字をプレスリリースに載せられる。勿論、自慢できるような数字が記録されれば、の話だけれど。

なりくんに興味のない人も、ここらへんのプロモーション対策の様子は見ておいた方がいい。ヒカルもまた既に定額に名乗りを上げているからだ。新しいなんちゃらチャート(バイラルな)で1位を取りましたでは押しが足りない。もうそこは素直にYouTube同様「新曲が早くもストリーミングで百万再生突破」とか言えた方が早いだろう。

で、そこで問題になるのがその「YouTube同様」の部分だ。ここをどれだけシリアスに受け止めるかが難しい。リスナーが同じ目線で比較するのか、「無料(のYouTube)と有料(定額ストリーミングサービス)じゃ事情が違うから」と割り引いて見てくれるのか、そこのあたりを見極めないと幾ら再生回数を喧伝しても「大したことないじゃん」と思われかねない。これはもうデータと空気を読み続けるしかないですなRIAのスタッフの皆さん。

こちらリスナーとしてはダウンロード販売で単品購入しつつ、ストリーミングでも再生して聴く、なんてのが"応援の一環"になるかもしれない。まぁそこはまだまだわからないわな。ただ、一回聴くたびにヒカルに数銭単位であっても還元されるというのはちょっと気分がいい、かもしれない。

なおアップルミュージックだとダウンロードで購入してしまうとうまくライブラリの表示を調整しなければストリーミングで聴けない。面倒っちゃ面倒だ。まぁ250円分ストリーミングで"課金"しようとしたら何千何万回聴かないといけないだろうから(各サービスはレートを全部公表している訳ではないので)、ややこしい事考えずにとっととダウンロード購入しとけばいいかな。ここらへんの調整はまた、ヒカルが次の新曲をリリースする頃に考えるか。暫くは今まで通りの買い方・楽しみ方でよさそうだ。