無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

明日から裸婦抱く

さて、明日と明後日の無意識日記は更新があるかどうかわからない、と予め記しておきますね。自分がネタバレを避けたいが為にネット自体を遮断するかもわからないし、逆に一刻も早く内容を知りたくてネットサーフィンに精を出すかもしれません。その時になってみないとわからない。幸い2日目にもうショウを観れてしまうので「ウェブ断食」は長くても丸一日程度で済みそうです。本当に有り難い。

さて、もうここまで来ればあとは体調管理しかありません。五体満足で当日の19時に会場内に居る。その為だけに行動します。風邪を引いたりお腹を壊したりしないように細心の注意を払いましょう。それだけですよ。

幾らチケットを持っていても、その場に辿り着けなくてはどうしようもない。非常に基本的な、自明な真実です。浮かれている場合ではありません。ヒカルも気を引き締めている頃でしょう。我々も、ステージが始まるまでは抜かりなく。始まってしまえば、思いっ切り楽しんで。次の日のことなんかいいんです。「本当の“今”」はそこにあるのですから。

****

という訳で明日開演となる横浜アリーナの前夜の様子を見てきましたよ。といっても、宇多田ヒカルを感じさせるものは殆ど目に入らず。唯一入場口左右に聳える『Laughter In The Dark』の看板だけが明日からの喧騒を匂わせていました。なんか遠くにグッズが見えてた気がしますがノーカウントと致しましょう。

懸案の顔認証システムは、どうやら入場口に12機、関係者入口に3機かな? それで全部かどうかはわかりませんが、仮に12機とすれば2.5秒に1人入場させればいいことになる。もし駅の自動改札並のスピードが出せるなら余裕綽々。今後は皆このシステムを使うようになるでしょう。是非上手くいくことを願いたい。開演時刻までに来ていたのに1曲目に間に合わなかったとかの悲劇が起こりませぬよう祈ります。

しかし…8年ぶりなんですね。2010年の12月9日、横浜アリーナのステージにマイクを置いて以来の本格的なコンサート。友人の結婚式やテレビ出演など人前で歌うこと自体は皆無ではなかったものの、やはり万単位の人間を相手にエンターテイメントショウを繰り広げるには決死の覚悟が必要。今頃アドレナリンだかなんだかの制御に大変でしょうね。冗談でなく、ステージに上がるって殺し合いまではいかなくても果たし合いみたいな所がある。それだけ気合いを入れて、いざ人前に出れば柔和な笑顔を見せてくれるのです。それがプロの音楽家

静かな夜のアリーナ。ここが20時間後には人でごった返す。静けさが大観衆の予兆を運んでくる。時は来ました。あなたとわたしにおかえりとただいまを告げ合いましょう。