無意識日記々

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リリースのフォーマットのバリエーション

相変わらずライブDVD/Blurayの発売が待たれる所だが、同日配信はあるのだろうか。

大体の人がテレビで円盤を再生するだろうし、音楽と違ってわざわざ配信で動画を購入するメリットは少ないように思えるが、自分の場合はそうでもない。

例えば、iTunes Storeで買った『In The Flesh 2010』をiPodに転送/ダウンロードしておけば、音源と同じようにポータブルで外でライブ音源を聴けるのだ。これが結構いい。自分の場合映像だとなかなか観ないのに音楽だけで楽しもうとすると手が伸びる機会が増えたりする。まぁ、それが習慣になっているからだろうけど。

今までもずっと「CDでライブアルバム出してくれないかなぁ」などと言い続けてきたが、ライブ動画が配信ですぐ買えるなら不完全ながらライブアルバムの代わりにはなってくれる訳だ。こちらの方が、ライブアルバムのリリースよりは望みがあるだろう。

ライブアルバムをリリースしようとするとそれ専用にマスタリングしなければならないのかもしれない。配信動画も似たようなものだとは思うが、映像作品としてはDVD/Blurayと同じモノなので少しはマシなのだと思いたい。

今なら、しかし、一方でアナログのリリースという金脈を発見しつつあるので、アナログ限定でライブアルバムを出すというトリッキーなアイデアも想定できてしまう。しかも、ライブフォトブックとセットで、だ。普通のCDのサイズではない、12インチのアナログレコードと同じ大きさのライブフォトブックとなればもうこれは立派な宇多田ヒカル写真集。勿論コアなファンしか買わないだろうが、他のアイテムよりお宝度がかなり高いものになるのではないだろうか。ちょっと欲しい。いやかなり欲しい。

リリースのフォーマットのバリエーションが非常に多い今、ファンのニーズを掘り起こせる新しいアイデアが必要になってくる。SONY/RIAの皆さんからあっと驚くようなリリースが今後ある事を期待したいです。