無意識日記々

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誰かを褒めるのに誰かを貶す必要は無いのよ?(反省中)

ネットを通じて色んなコンテンツに触れているけれども、やっぱり音楽の中の“邦楽勢”だけ異様にレベルが低い。日本得意のアニメや漫画に敵わないのは当然としても、国際的に後塵を拝しているとされる小説や映画や(あたしゃ知らないがどうやら)ゲームなんかのクォリティとも比較にならない。「なぜこんなんがメジャーデビューするんだ」と毎日言いたくなっている。

ヒカルも10年以上前に同じ事を(もっと優しい言い方で)書いていた。リリース多過ぎんじゃないかとな。もっと厳選しろよと。CD時代が終わってストリーミングが取って代われるかどうかの今もその頃もその前からもこの傾向は変わらない。

ただ、自分はその事をネガティブに捉えてはいない。メジャーデビューの敷居が低い(といっても母数が多いからそれでもエリートの諸君なんだがな)というのは、それだけ「日本国内での音楽に対するニーズが高い」事を意味するのだから。もっといえば、特に若者は音楽に餓えている、のだろう。普段話す機会がないので肌感覚としてはわからないがリリースデイトの粗製濫造ぶりをみるにつけこのレベルでも求められるって飢餓感が相当強いぜ。

なので、才能のある若人が音楽産業にやってきたら相当稼げるとは思うのだが実際は他の分野に取られている。これはもう業界の体質の問題だろうと諦めておくしかないか。

様々なコンテンツのレベルをどう比較しているかといえば、インタビューだ。どんなクリエイターでもメジャーでやっていけるプロフェッショナルならインタビューのひとつも受ける。漫画家や映画監督、画家に小説家にデザイナーにと色々あるけれど、大体一流どころは喋りの流暢さに難があったりしたとしても喋る内容は興味を引くものだ。その中で、邦楽勢は圧倒的に、圧倒的にインタビューがつまらない。絶望的にな。よくそんなのラジオで喋れるなぁ伊集院光だったら即引退か入院してるぞ、よくそんな内容文字起こしして貰えるよなぁという。間違いなくうちのタイムライン見てる方が面白いもん。嗚呼、フォロイーの皆に失礼な事を言ってしまった。申し訳ない。比較するのも失礼だわ…。

なので、数少ないインタビューが面白い邦楽ミュージシャンが居ると色めき立ってしまうのだが、でもやっぱりヒカルのインタビューがいちばん面白いよねぇ。口を開けば名言だもの。何を言いたいかといえばパイセンQ&Aまたやってくれんかということでな。もう常設企画でいいんじゃない?