無意識日記々

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映画、どう転んでも楽しめるかと。

さてそろそろ「パラレルワールド・ラブストーリー」の封切り日が近づいてきた。既発曲のタイアップということで皆さん勿論テンションは上がっていないな?

こちらは「大音量で『嫉妬されるべき人生』が聴けるの楽しみ~」という感じで。『Laughter in the Dark Tour 2018』でも又吉フィルムのBGMでしか聴けなかったから若干小躍り中。まぁどうせなら『Laughter in the Dark Tour 2018』映像商品の上映してくれりゃあいいんだけどそれは贅沢言い過ぎか。

映画の出来不出来自体は大して影響無い。『Casshern』の本編はともかくエンドロールは素晴らしかったという御意見を過去に幾つも見てきた。ある意味、今回もその点は保証されているのだから気は楽だ。

で。そこまではいつも言ってる事で。今回もうひとつ楽しみなのは「監督が『嫉妬されるべき人生』の歌詞をどう解釈したか?」という点をチェックする事だ。

『嫉妬されるべき人生』は、鏡のような歌詞を持つ。聴いた人がそれぞれの切り口で自らの人生や人生観を知らず知らずのうちに投影していく。よってこの曲の感想を述べるのにはちょこっと勇気が要るのだが、この「パラレルワールド・ラブストーリー」の森義隆監督は自分の監督作品のエンディング・テーマにしたいという程歌詞に感銘を受けた訳だ。そこまでの感銘を与えた彼の解釈は、ひょっとしたらこちらがまだ気がついていない『嫉妬されるべき人生』の新しい魅力に光を当ててくれているようなものなのかもしれない。そこに期待したいのよ。

勿論、凡庸であやふやでざっくりな歌詞解釈でしかないのかもしれない。そこはわからない。しかし映画監督というのは作品いちいち自分の人生が掛かっている訳で、生半可な覚悟で作っているとは思えない。世紀の駄作だってどこかで誰かが頑張ったから公開まで漕ぎ着けれたのだ。その人間ドラマは無視できない。作品の不出来も無視しなくていいけどね。だから、期待も筋違いじゃあない。

興醒めなのは、今までのコメントが全部嘘で結局ヒカルの知名度が欲しかっただけというケース。もし映画を観て私がそう思ったら、事実かどうかは全く検証せずに気持ちよくケチをつけてしんぜよう(笑)。まぁ多分違うと思うけどね~。

これで映画本編も面白かったら儲けも。前評判が低いと映画館が空いてて快適なので、このまま皆さん低テンションで封切り日を迎えてくれると有難いなぁ。