無意識日記々

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Dirty Lyrics

歌詞の中にも「バズるとマズいな」と思われるフレーズがある。例えば『Dirty Desire』のこんな歌詞。

『During my 9 to 5, I'm thinking 6 and 9s』

26歳の結婚経験のある女子が歌っているからなんとかなったが、冷静に考えればかなり際どい。今時だとセクハラにならない?(誰への?(笑))

え?歌詞の意味? 一応読者には未成年も居るんだけどなぁ…「9時から5時まで働いている最中も私は“69”のことばかり考えてる」という色情狂な歌詞なんです。これ以上はググれ。

同じく『This Is The One』には『Taking My Money Back』という曲がある。BEN FOLDS FIVEみたいに「金を返せ」と連呼するのかと思いきや

『Buy I kept on giving baby cuz the sex was so good』

身体の相性がよすぎて男に貢ぎまくってしまったダメ女の物語だった。もしこれを日本語で歌っていたら「実体験に基づいているんですか?」という質問ばかりされてウンザリしてただろうなぁヒカルも。男に貢いだ事はあってもヒカルの収入で金返せなんて野暮言わんと思うぞ。

これが、10年前。英語の活動だからよかった。歌詞のみならずインタビューでも「恋人?居ますよ。」とあっさり認めていたのに日本のメディアは一切食いつかなかった。英語様々だ。日本のタブロイドは外国語に弱いのかもしれない。

今こんな歌を日本語で歌ったら大変だ。たちまち餌食になってしまう。嗚呼、でも、ヒカルが若い女の子をプロデュースした時にこういうHな歌詞を歌わせて楽しむというドSな遊びに目覚める可能性はあるな。日本語人に限らず。…って待て。今のこの俺の発言がセクハラとして告発される可能性の方が遙かに高いな。ただのおっさんだもんな。

という訳なので、わざわざこういった昔の歌の歌詞を日本語に翻訳して呟いて拡散してバズらせたりしないように。迷惑ですから。いや、ダチョウ倶楽部的なフリとかじゃないからな!(笑) メッセも歌詞も、時代背景の中で紡ぎ出されてるという点を肝に銘じておいて欲しい。たとえ一言一句ヒカルの言った通りの言葉でも全く異なる文脈に置かれたら全く違う意味を持ちかねないのだから。くれぐれも、気をつけてね。