無意識日記々

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電脳世界記述不遡及原則の是非に関する戯言

金曜日の記事だったか、「ほぼ日刊イトイ新聞」の2004年即ち15年前の同性愛についてのアンケートが不適切だというので今に至って削除されたというニュースを読んだ。

アンケートについては詳細がわからないので触れない。気にとまったのは15年前の記事を今の価値観で判断することだ。

毎日、でもないけれど日々20年前の『Message from Hikki』を読み返して掘り起こしている身としては看過できない話。いつヒカルの昔の発言が論われるかと思うとほんのちょっぴり気が気では無い。

特に例えば同性愛についての常識感覚はこの10年で随分変わった。劇的と言っていいだろう。これは国内だけでなく海外でも、だ。というてもアタシが読めてるのは英語圏の記事までだけど。

先日も質問箱で「ホモレズ」と書いたら差別的だと指摘された。実にうっかりさんであった。ゲイとビアンと書きなさいよと。自分の場合は「ホモとヘテロ」で覚えた言葉だから少し事情は異なるもののこれも世代の違いのひとつだろう。気をつけないとね。

こういった話題に限らず、20年も経てば文脈の説明から入らないといけないケースも出てくる。今のところ実害は出ていないが、何をどうすべきかから今一度検証し直さないとな。

もっとも、書き方は別として、ヒカルの物事の考え方捉え方自体は時代に左右されるものではない。もし万が一ヒカルの思考が危険思想だと判断されるようなことがあったらそれはもう社会の方が間違っている。その時はクーデターも辞さないのでそのつもりで宜しくお願い致しますね。勿論、そんなことにはならないよう、日々祈っておりますよっと。