無意識日記々

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私の“今年の漢字”は毎年「光」です

今年の漢字は「疫」以外有り得ないだろ、って勢いの昨今ですが、そんなんで油断してたらいけません。25年前、1995年1月17日に兵庫県南部地震があってその惨状が世界中に紹介されて大自然の脅威に世も末かと慄いていた同年3月20日に東京都下で地下鉄サリン事件が起きて「人間も怖いんかい」となった事を年寄りは忘れてはいませんぜ。なお当時そのサリンが撒かれた路線でうちの兄が通勤していたので私危うく遺族になるところでした。実家は兵庫県南部だったしどちらも他人事ではなかったな。

ですので、疫病禍(まぁ今や殆ど人災だらけだけど)で怯んでたらこのあと何か更に禍々しい事が起こった時に精神が参るので、ほどほどに対処していきましょう。いっぱいいっぱいで生きてると壊れるよ。

こういう時に宇多田さんが新曲を発表してくれたら皆元気づけられるところなのですが、これな。ころな? いや違うがな、えぇっとね、もし仮に現在進行形で新曲プロジェクトが存在するとしても、これ、表に出せる状況なのか?というね。いろんなエンターテインメント活動が滞っている中で業界のあらゆるレベルに影響を及ぼすビッグ・アーティストの新規活動を発表するタイミング、これは非常に、非常に悩ましい。

曲調次第というのもある。明るい曲か、暗い曲か。或いは既にもうプロジェクトが水面下で延期になっているとかあるかもしれない。うーむ、だとしたら残念だぞ。

いずれにせよ我々には「2020年6月27日」というシンエヴァ・デッドラインがあるからこの日には新しい曲が聴けるだろうとは思っている。現実には「主題歌は宇多田ヒカル」という発表すらまだないんだけど! そこに至るまでにこの疫病禍が収まってくれていればね、いいんだけどね。

殊更に空気を読む必要はないが、ヒカルが新しい曲を出すからには誤解が蔓延するようなタイミングは避けたくなるのが人情だ。これがパンクバンドだったら「知ったことか」と我が道を進んでそれがカッコイイ、となるしあたしもそういうの大好きなんだけど、宇多田ヒカルってアーティストは違うからね。『ぼくはくま』を聴いて育った世代が大人のファンになっているという“社会的にも大御所扱いされ始める”今の時代、どうしても四方八方に気を配らざるを得ない。あ、椎名林檎東京事変じゃないけれど、ヒカルがパンク・ロック・バンドを結成してデビューするっつーんだったらOKかな。みんなが喜ぶかどうかは微妙だけどね。(笑)

そんな状況なので、まぁ、お先真っ暗ですが、一寸先は闇でも二寸先は明るい未来が来る事を確信して本日もほどほどに過ごしましょうかね。