無意識日記々

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Timing of『Time』MV

『Grinding』って、このままニューアルバムのタイトルにしてアルバム・ジャケットもこの写真で、いいような。写真自体の出来がいいもんね。息子撮影だったら更に面白いけど、いくら何でもクォリティー高過ぎっしょ。そういやアルバムジャケット&デザインのクレジットって印税じゃないよね? 買い切りだよね。全く知らんけど。

で、ミュージックビデオ公開のタイミングとしては、間もなく『Time』が10万ダウンロードで配信ゴールド認定なのだけど、はてさて、ミュージックビデオをフル解禁したとして、そのままHD画質でYouTubeに残し続けてくれるのかな。最早そういうので中途半端な事してる時代じゃないもんね。如何にリスナーに宇多田ヒカルに時間を使って貰うか。それがプロモーションのメインとなっている。時間の時代。Time of Time。ここはフルHDMV常駐の方向でひとつ。

今回そういう作品になっているかはわからないが、何度も観返したくなる仕掛けみたいなものがあってもいいわね。例えばキプトラなら、ミラクルひかるがどのカットに出演してるのかとか黒猫が走り抜けるタイミングはとか見せパンチラは何分何秒なのかとか、見せ場が沢山あって何回も観返した。『Time』も折角タイアップが探偵物(でも推理物ではない、かな?)だったので、少し謎めいたカットが幾つかあったりしてもいいわね。

ミュージックビデオというとどうしてもそれだけで独立した作品にしたいという監督の意志が出るものなので、曲が従になって私などは関心がそこでひとつ落ちる。それを全く感じさせなかった『Goodbye Happiness』は本当に珠玉だったが、『Time』MVもなんだか似たようなコンセプトになってるんじゃないかと『Grinding』の一枚を観て思ったりもしている。お部屋で歌ってるんだもんね。もし歌詞に沿ったコンセプトにするなら『時を戻す呪文』やら『出会った頃の二人』やらを何らかの形で映像化してくれていれば、いやはや、テンション上がること間違いなしですよ。もうあれ(『Goodbye Happiness』)から10年経とうとしてるんだし。……うわまぢか。(今気づいた)

感染症禍が理由だと言えば、リリースから二ヶ月以上経った曲のミュージックビデオが公開される事も違和感無く受け入れられるだろう。テレビでも幾らか取り上げてくれるに違いない。寧ろ今のタイミングの方が、みんな落ち着いて曲を聴いてくれるんじゃあなかろうか。遅れてきたファンへのスペシャル・プレゼント、みたいなつもりで居たけれど、案外もう一山『Time』が再注目される時間がやってきてくれるなら嬉しい話だ。何度聴いてもいい曲だしねぇ。ミュージックビデオが出来る事で初めてフルコーラスの構成を知る人も結構出てきそうだし、これは楽しみになってきたぞ。いつ解禁するつもりなんだろうか。早く教えて欲しいぜ。