無意識日記々

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「慣れ切った全幅の信頼感」

願掛けのつもりで初日のチケット予約した。休み取れますように。で、休めたら休めたで寝坊して寝過ごして観れないとかいうのが私。(フラグを立てるなっ)

もうここまで来たら開き直るしかないやね。エヴァは24年前から、ヒカルは22年前からその名を知ってる訳で、それくらい知ってる友達相手に今更緊張する方がおかしい……と自分に言い聞かせている最中です今。全くもって心の整理もままならず。

だってねぇ、Wikipediaによると、シンエヴァの最初の最初の公開予定は2008年夏だったらしいじゃないの。13年近く経ってるんだよ。そんなに延期される作品あるかね? まぁ世代的には「HUNTER × HUNTER」の連載を待ち望むのが日常になってたりするから、昔に較べてひとつの作品の待機時間に費やす歳月の感覚はずっと長く大きくなったとはいえ、それでもねぇ。

ヒカルの『Beautiful World』『桜流し』『One Last Kiss』は、それぞれいつ頃のアイデアを元にした楽曲だったのかな。エヴァ完結編が2008年夏予定だと発表されたのが2006年の事らしいから、序に続く続編の主題歌についても何か考えがあったのかな。破がリミックスだった事を考えると、最初は四作品とも『Beautiful World』のリミックスやリアレンジで押し通すつもりだったのかもね。だとしたら、13年伸びたお陰で『桜流し』『One Last Kiss』という新たな名曲が誕生したとも言える訳で、それは喜ばしい事だ。特に『桜流し』は人間活動期間中の作品ということでヒカルの「エヴァならならねばならぬ」の気概に火をつけて我々の渇きを潤してくれたのは本当に感謝感激感動の雨霰で。しかもあの圧倒的な完成度よ。すわ最高傑作かという楽曲になったんだからエヴァ効果恐るべしですわ。

この流れだと、シンエヴァでは原点に還って劇中のどこかで『Beautiful World』を流して欲しいなぁという常々言ってきた願望を口にすることを繰り返したくなる。そこから始まったんだもんね少なくとも新劇版は。更に「残酷な天使のテーゼ」や「魂のルフラン」までかかれば……って二時間半以上あるとはいえそこまでやったら楽曲三昧になるな。いいぞもっとやれ。

いつもなら映画公開となると明日土曜日からなので今回ばかりはリズムの違いに戸惑っているが、そういうのは『One Last Kiss』が総て吹き飛ばしてくれるでしょう。名曲確定で臨める安心感よ。慣れ切ってしまった全幅の信頼感。ホントはこんな奇跡ないんだけどな。全部ヒカルのせいだよ全くもう。