現在の感染拡大は今迄でいちばんやばい可能性がある。重症者数が増えている。これは感染の遅行指数なので既に手遅れかもしれない。感染者数は報告数なので検査のキャパとか色々言い訳できるが重症者数は偽りようがない。これが実態と乖離するとなるとそれもう医療崩壊。
感染拡大の理由はGotoだ渡航緩和だと色々言われているがその分析は専門家に任せるとして、最も恐れるべきなのは「季節性」。仮にこれが主たる理由だとするとこれから更に寒くなるのだから感染が収まる道理がない。程なくして感染者の実数が検査キャパを上回って報告者数が頭打ちになるかもしれない。そうなるとこの数字だけを追っていると益々感染対策が疎かになり医療現場が阿鼻叫喚の地獄絵図になりかねない。冗談ではない。重症者や重傷者が「医者が足りないから」と放置され始める。それ戦場じゃんね。外科医まで駆り出されたらとかもうねぇ…。
なんていう怖い妄想(で終わって欲しい)から一週間を始めるのも今朝がやけに寒いから。もう冬ですね。11月末日か。
今迄ロンドンの心配ばかりしてきたけれど、うちらも本気で心配しなきゃいけないフェイズに入ってしまうかもしれないということ。というか、そういう生活の参考にヒカルさんのロックダウン実体験を更に語って欲しいかもね。インスタライブの時に幾らかは話してくれてて、ああいうのは本当に参考になる。国ごとに状況も法律も違うとはいえ。もしかしたらウィルスの遺伝子も結構違うかもしれないとはいえ。
でも、具体的な云々より「過ごし方の心掛け」を独りごちてくれた方がいいのかな。どうしても人の心が荒んでいってしまうので、そんな時に思い出せる一言が欲しいかも。ん、そういうのこそ「歌」の出番かもしれへんねぇ。
でも今の状況に合う歌詞とか何かあったかしらん。『先読みのし過ぎなんて意味の無いことはやめて今日は美味しいものを食べようよ』じゃあなんか刹那主義過ぎに響きそうだし、『うまくいかなくたってまぁいいんじゃない』とかは、なんだろ、ガチでうまくいかない事態は避けたくてこうしてるんだしちょっと違うか。『友よ 失ってから気づくのはやめよう』とかそこらへんかな。これはそんなに違和感ない。ただ、その続きの『時を戻す呪文を君にあげよう』はなんか悲しくなってくるから注意が必要だ。いやほんと、去年の今頃はこんなことになってるなんて思ってもみなかったですからね。悲しくなってくるとしても、それをくれるなら是非欲しいって思う人も多いかもしれないねぇ。現実には、時は戻らないのです。