無意識日記々

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「木っぽい」ヤツが初登場

え、何? 前回の最後のネタがわかりにくい? そうだねぇ、ノベルティで「マグカップ欲しい」って書いてそのあと飛ばしちゃったのが不味かったな。要は、あのブラック・オフィーリア・ヒカルが描かれたジャケ写をそのまま側面にプリントしたマグカップを作って、それを「コラボカフェで利用しよう」という話だったんだわな。プカプカヒカルチーノを注文したらそのマグカップの中に本当にヒカルの顔面が立体ラテアートで浮いてるという…いや、実現不可能なのはわかってるけどね?? ネタとしてはインパクトあるでしょ?? 中を覗いたら側面と同じことになってるっていう。趣味悪いですかそーですかっ。

こほん。昨日の「不滅のあなたへ」第6話もまぁゆったりした展開で。バズらせる気ないな? まさかあんなにピオランとフシの遣り取りを丁寧に描くとは。ピオラン役の愛河里花子の演技がまぁ芸達者で、同じ台本でどれだけ幅が出せるかギリギリまで探ってる感じ。よくOKが出たなぁ。そんなに歳でもないのに老婆役の上手いこと上手いこと。このあとピオランは暫く出演するのでそこらへんの探り合いがどうなるかもちらちらとチェックしておきたいところ。

そして注目のノッカー(「敵」のことね)と観察者の初登場だが、ノッカーの性質がアニメになってもやっぱりわかりにくかったか?? どうなんだろう。「器」というのはつまり「死んだ人の記憶」を指していて、ノッカーは物理的接触によってフシの「死んだ人の記憶」を奪うことが出来る。奪われたフシの方はまるごとその人の事を忘れてしまうので、自分がどんな器を持っていたかどうかすらわからない。思い出せない。ただ、「器を失った」という喪失感だけが残る。なお、物語中で描写されていたように、ノッカーの核を破壊すれば器はフシに戻ってきてその人の記憶も甦り、またその人に変身できるようにもなる。あぁ、言っててややこしいぜ。

何がややこしいって、敵味方ともに視覚的な「定形」が存在していないこと。戦いながら器を奪って更に奪ったそばからその器の人の姿に擬態するので、今画面に映ってるのがどっちがどっちなんだかよくわかんないんだよね。いや勿論、「木っぽい」方がノッカーなんだけど、激しいアクションの中だとなかなか判別が難しい。今後フシの持つ器も増えていくし、それに伴ってノッカーの奪え(て擬態でき)る器も増えていくのでどんどんしっちゃかめっちゃかになる。でも、大抵の場合は戦いが終わった時点でどの器がどちらにあるかの解説が入るだろうから細かく観るのは諦めて(笑)「激しい戦いなんだなぁ」と見入っていればいいんじゃないでしょーか。

で、そうなのよ。この、「記憶」と「喪失」というキーワードが如何にも最近のヒカルの歌詞とよくリンクしている感じがする訳ですよ。よくこんなタイアップの話が来たもんだと原作漫画を読みながら思ったのです。次回はそこらへんの話から…に、なる、のかな? わかんないわw