恐らく昨日から『PINK BLOOD』MVの配信販売がスタートした、ようだ。ところが公式からの宣伝が無い。お昼にメルマガは届いていたがインスタライブの告知だけ。どういうことやねん。
自分はdミュージックストアからの宣伝メールで知った。まぁ買ったのはいつも通りiTunesStoreなんだけど、これもいつも通りの低画質で。今更だけど無料で観られるYouTubeのより400円余り払ってこれってどうなの。
確かに、こんなニッチなソフトを買うのは自分のような物好き位でわざわざメルマガに書くような事ではないかもしれない。ニーズの少ない情報を載せて混乱を増幅するより、告知すれば3万人やってくるインスタライブのお知らせのみに絞っておくのは一理ある。でもねぇ、公式リリースなんだからもうちょいなんかなかったの。勿体無い。
それはそれとして。
先日からApple Musicがロスレス音源をストリーミングし始めていると話題になっている。ヒカルの最新曲などはCD音質を飛び越してハイレゾ相当なんだとか。私はまだチェック出来ていないが、それならハイレゾ音源購入する前に言って欲しかったという人もいるんじゃないかな。
まぁ多分私はそれに当たらない。というか、他の懸念があるんですよそのロスレス/ハイレゾ・ストリーミングって。というのも、自分はiTunes Storeで毎回ダウンロード音源を購入しているのだが、これがあるとストリーミング音源とライブラリが被って毎回管理がややこしいんだわ。やっと最近慣れてきたところだったんだが、そこでここにロスレスストリーミングが絡んでくるとなるとまた厄介なことになりそうでな……!
で。大事なのは、iTunesStoreでロスレス音源のダウンロード販売が始まるかどうかということ。DRMフリーでね。
ストリーミングというのはオンラインでないと聴けない印象も持たれてるかもしれないが、家でWiFiに繋いだ時にiPhoneなどの端末に音源をダウンロードしておけば外でWiFiがない時やオフラインの時も聴くことが出来る。ある意味、1曲150円時代の(250円DRMフリーを売り始める前の)iTunesStoreとiPodの関係性に逆戻りした感じなのだが、確かに普段は便利なんだけど、これがロスレス音源となると端末の記憶容量が足りなくなってくるという問題が生じる。新しい音源を手に入れる度にその都度またあの巨大なファイルをダウンロードし直していくのはうんざりするなぁ。贅沢な話ですが。
本当は、普段ハイレゾを(仕方なく)e-onkyoだのmoraだのから買って不便を強いられてる身としては(だってダウンロード回数制限とかあるんだもん)、とっととAppleもハイレゾ音源のダウンロード販売を始めて欲しくはあったのだが、このままロスレスストリーミングばかり話題になっていると忘れ去られてしまうんじゃ?という懸念が拭えないのでありましたとさ。
そして出来れば、多少値は張ってもいいから、HD画質とハイレゾ音質を組み合わせたミュージック・ビデオの配信販売を始めて欲しい……ってこれこの日記に書くの何度目だ。8度目くらい?わからんけど、まぁずっと言ってるよね。
『Time』『One Last Kiss』『PINK BLOOD』と力作MVが続いているだけに、それをローカルでは低画質でしか観れないというのは如何にも勿体無い。確かに、iPodのちっちゃい画面だとこの程度で文句は無いんだが、PCのディスプレイ以上のサイズではどうしようもない。英語字幕もないっぽいしね。ほんと、これ、売ってる意味がわからない…から告知しないのはやっぱり正解かもわからんね。YouTubeでのフルコーラスHD画質配信によって、居場所が殆ど無くなりましたな。それでも買ってる私のようなリスナーってほんとタダのレーベル肥やしなんですかねっ!(笑) 宇多田ヒカルの肥やしになれるんならまぁ望む所なのか……な……?