あ、そうかそうか、『Wild Life 2010』で『Across The Universe』の弾き語りやってたね！ すっかり失念していました。コメントどうもありがとうございます(∩´∀`∩) カバーソングだから思いつきにくかったのかも……。
さてさて。そういや今日はiPhone13の発表日らしいけど、Bluetoothの転送コーデックはAACのままなのかな？ 今回注目するとすればそれだわ。…毎回か。
Bluetoothの転送コーデックって画面にまともに表示されない機種もあるから（まさにiPhoneがそれかな？）、余り注目されていないかもしれないが、ワイヤレスで音楽を聴く時に音質面でかなり重要になる。WALKMANなどで採用されているaptxと聴き比べると、AACが音質面で劣るのがよくわかる。
今迄はそれでもよかった。ダウンロードやストリーミングの音質が256kbps程度だったからAACでそれなりに対応出来ていた。だが、今季からはそうも言っていられない。今年の6月からApple Musicでハイレゾロスレスストリーミングがスタートしたのだから。完全にiPhoneのお膝元、というか、ipod＆iTunes Store の頃からの関係性を考えるとiPhoneの“売り”ですよねApple Musicって。本来なら。現実にはカメラの性能とかゲームの為のベンチマークとかの方が遥かに注目されてるとはいえ。
もし今回のiPhone13でもAAC以上の高音質なコーデックを採用していないのなら、何故にハイレゾロスレスストリーミングなんてものを始めたのか意義が疑われる。イヤホンジャックとっくに廃止していてワイヤレスで音楽を聴くのを推奨しているのに、ね。もし現行でiPhoneやiPadやiPodでワイヤレスで高音質を実現するとなると、ThunderboltをまずUSBに変換してそれをUSB-DACに繋いで更にそこからBluetoothを飛ばして……って面倒臭いなっ！ 外歩いてる時にそんなゴテゴテしたもんぶら下げてられるかいな！
……という感じなので、私はiPhoneユーザーではないのだけど、iPhoneでApple Musicを利用するかなりの多数のリスナーの為にも是非実現して欲しいのですよ。高音質Bluetooth転送コーデックの実装を。
だってね、当然と言いますかなんと言いますか、宇多田ヒカル関連の音源もすかさずハイレゾロスレス或いはロスレス（ＣＤ音源相当の音質）でストリーミング配信が始まってるから。そりゃ少しでもいい音質で聴いてみてもらいたい訳ですよ。
特に『One Last Kiss』EPは最新の音源ということもあるし、何より冒頭二曲（タイトルトラック＆『Beautiful World (Da Capo Version)』）が非常に空間的なミックスですからね。そりゃ劇場で聴くようにはいかないけれど、ハイレゾロスレスだと背後の空間が広がるから非常に気分よく聴けてハイレゾ甲斐のある音源になっている。ハイレゾ音源はダウンロード購入だとＣＤよりも高額だったりしてなかなか手が出せないものだが、ストリーミングならWiFiさえあれば無料だから手軽にアクセスできるのだぜ。ただ、念を押すようだけど、iPhoneで聴く人はワイヤレスだとどれだけいいイヤフォンでも音質が上がらないから、無意味ではないけど効果が薄いのよ。ホント、なんとかしてくれませんかねぇAppleさんよ……。
