無意識日記々

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「アルバム」という単位

伊藤美誠水谷隼両君五輪卓球混合複初代金メダル獲得おめでとうございます☆ これから更に沢山記事が出る事でしょう。引き続き単・団体も期待しています。

この無意識日記goo blog版が始まった頃は2006年、福原愛が日本の中心選手になりつつあった頃だったな。懐かしい。その頃の彼女の活躍ですら、その前の暗黒時代を知る者としては夢見心地だったので、昨日の事は夢すら超えた何かですわ。

それだけふわふわしてたのにちゃんとYouTubeの『One Last Kiss』MVの再生回数をチェックして共和国ツイート差し替えた私えらい(自画自賛)。夜22時前後だと回数更新微妙なところだと思っていたので。無事(?)、4000万回再生を突破しました。

折しも、先日「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」がAmazonプライム・ビデオで配信される事が発表され、YouTubeエヴァ関連広告動画が軒並みアマプラ仕様にアップデートされていたから、関連動画として『One Last Kiss』MVが目に入るケースが増えていたかもしれないね。いやはや、おめでとう。でも梶さん、それに反応するのが午前5時前って貴方いつ寝てるのさ?(笑)

前から「次のアルバムは『One Last Kiss』が看板曲になるので一曲目に持ってきたいんだけど、映画のお陰でエンディングのイメージが強過ぎる」てな悩みを書いてきたが、いやホント、次のアルバムってシングル・バージョンのまま収録されるかどうかわからない曲多いんでない? 感染症禍下という事情はあるにせよ、『PINK BLOOD』はかなり時期の違うテイクを貼り合わせたものだし、『Face My Fears』は「あるきたに」問題を抱えているからそこらへんはミックスし直したいところだし、件の『One Last Kiss』は曲の繋ぎがどうなるかわからないし……でもヒカルの性格として、一度世に出したテイクは直したがらないよね。そこまでの完成度にもってく為に毎度死ぬ思いをしてるんだろうからそれで当然なんだけど、アルバムの完成度と楽曲の完成度は必ずしも同じ方向性で完結する訳じゃない、とするならアルバムバージョン、アルバムミックス、アルバムマスタリングもひとつの方法ではあるだろう。

一方で、そのままシングルバージョンで収録した方が、ドキュメントとしては生々しい、という判断も有り得る。アルバムを新譜として聴いた時点で既にリスナーの思い出とリンクして作用していくかもしれない。あの頃はこうだったな、と思い出させるには同じテイクである方が効果的だろう。更に将来アルバム自体を旧作として振り返るなら尚更だ。

結局は、「アルバム」というものをどう捉えるかにかかっている。そこまでリリースしてきた曲を集めたものなのか、それともそれ全体で何か一個の作品なのか。ヒカルは前者寄り、三宅プロデューサーなんかは後者寄りだな。そこらへんがどうなるかも今後のみもののひとつになりそうですよ。