取り敢えずいつものようにミュージック・ビデオは一回観賞した時の第一印象を書き記してから存分に楽しもうと思ってたんだけどついついプロモーションの話ばかりしてしまい結果未だにプレミア配信の時の一回こっきりしか観ていない。流石に禁断症状が出て来そうなので(?)今のうちに第一印象について記しておこう。
事前の予想にあった通りというべきかトレーラーのまんまだったというべきか、『君に夢中』のミュージック・ビデオは『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios』のリハーサル風景を網羅したものとなった。まぁそうなるよね。余談だけどこのネーミングなんとかならんかったんかスタジオ配信ライブよ。ハッシュタグは『#LSAS2022』だけどこれもなぁ。あたしは『#HULSAS2022』、“フルサス”とでも呼べるようにしといた方がいいんじゃねーかと思ったんだが後の祭りだわね。この日記では「ロンドン・セッション2022」か「エア・スタジオ2022」とでも…って、うわ、日本にもエアスタジオって名前の場所あるの? 混乱するなぁ。
余談が過ぎた。アルバムリリースがもう来月に迫る中プロデューサーをミュージック・ビデオ撮影で1日2日拘束するのは得策ではないのだからこのアプローチは当然だろう。タイミング的にもLSAS2022への期待を高める効果があって一石二鳥。この手法をとりますよそりゃ。
その中身はというと『君に夢中』の演奏風景とリハーサルのオフショットの組み合わせ。これまた王道ですわなぁ。『君に夢中』の演奏風景とはいってもYouTubeで聴けているのはスタジオ音源…ってどっちなんだかややこしいな!(笑) スタジオでひとりひとり録音したのをミックスした正規音源の方だから、っ言わなきゃいけないわけね、それで鳴ってる音と映像の演奏は別物な訳だが、まぁよく合ってるわねぇ。鍵盤奏者が女性なのが萌えた。日本では昔から女子は幼少時からピアノを習わされるケースが多いのでバンドをやるときに鍵盤奏者を探すのはまず女子からみたいなこともあったのだけれど他の国にはそういう風習はあるのだかないのだか、案外というかなんというか鍵盤奏者に女子というのは日本と較べてもレアな感じがなくもないのでこのパターンは全く予測しておらず。やられた。ツアーにも来てくれるかな。
そんなバンドメンバー構成もあってなのかヒカルはオフショットは勿論演奏中の表情もどこか柔和でな。ステージよりスタジオの方がファミリアでリラックス出来るのかもしれない。
ほんと、色んな表情をみせてくれる。『One Last Kiss』はいわば「この人と恋に落ちる瞬間凄絶詰め合わせ集」といった趣だったが、それに較べると更に多様な表情が収められていて、そこがこのミュージック・ビデオの魅力ですかね。ほんとその顔は…ってこれ長くなるヤツだからまた次回だな。