無意識日記々

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▲▲▲ 音源リークは犯罪です ▲▲▲

何度でもアピールしとこか。

また恒例の?アルバム発売直前リーグがあったようで。やれやれここに極まれりだが、アルバム発売時の昂揚感を阻害してまで人より先に聴いて楽しいのだろうか。メディアの古めかしい特ダネ至上主義に騙されてるだけな気がする。ほんとのとこどうなのかねぇ。

前回のアルバム名リークとは違って、今回は音源や映像の流出だそうだからデマカセやデマゴーグではないようなので私はアクセスしていない。誤報蔓延とかの心配も無いからね。歌モノなのでニセモノではないだろう。

大体、こんな日記を書いてる人間が人より先に音源を聴いて黙ってられる筈がなかろう? いや黙ってても「もう聴いた」感がそこかしこからダダ漏れまくるに決まっている。そうなったら我が身が危ない。

日本では法的整備が進んでいて、リーク音源はそれと知ってダウンロードした時点で刑事罰に問われる可能性が出てくることはかなり周知されているが、宇多田ヒカルは全世界数十ヶ国で、いや、もう100超えてるんだっけ?で配信される国際的なアーティストだ。中にはそういった法律が無い・未整備な国や地域もあるのかもしれない。インターネット上の犯罪はどこでどう裁かれるべきか2022年の現在もまだまだ混沌としている。

配信音源といっても、それぞれの国での「国内契約」があるアーティストはそれぞれの国で「国内盤」がリリースされる。サブスクで洋楽を聴いてるリスナーならお馴染みかと思うが、同じ作品でも曲名がアルファベットで書かれたものとカタカナで書かれたものの二種類に出会すことがあるだろう。そのうちカタカナで書かれた方が「日本国内盤」で、ボーナストラックが追加されていたり独自マスタリングが施されていたりする。即ち、それぞれの国で国内盤リリースの為に各国のレコード会社担当が音源を早めに受け取っている筈なのだ。

故に、国内法整備が拙く疎い国と地域のリリースについて、例えば梶さんや隈部くんが出来る事など殆どないだろう。相手を信用して音源を渡すしかない。そういう契約なんだもの。こればっかりは、日本のレコード会社を責めるのは酷というものだ。各国の著作権意識向上と各国内法整備に期待するしかないわね。

だが日本国内に関しては昨今最早議論の余地はない。アルバムタイトル名のリーク程度なら情報を受け取っても支障は無いが、種々の登録が終わっている作品としての著作物をそれと知ってダウンロードした場合レコード会社から訴えられるのは覚悟して貰わなければならない。自分みたいな端っこの人間が、などと思うと危ない。罰則なんて見せしめが本懐なのだから「地味な庶民でも初犯でしょっぴかれるよ?」ということを示すのが訴訟のやり方だろう。あくどいと思われるかもしれないが、音源をリークしたりその音源をダウンロードしたりする方がよっぽどあくどい。それがなくなれば訴訟や告発なんてする必要がなくなるのだから。

何より、リークはヒカルが悲しむ。心身を削り切って作り上げた創作物をあっさり剽窃された心中は察するに余り有り過ぎる。今頃怒り心頭でダヌパが怯えてるかもしれない。見せないか。兎に角、音源リークとその授受は日本ではすっかり犯罪として確立されているので、アカウントはおろか人生が凍結される危険があることを皆さんは肝に銘じておいてくださいね。