12月。もうまとめの季節かいな。今年の漢字、今年の流行語、そして今年の流行歌…普段サブスクで音楽聴いてりゃそりゃずっとチャートのトップに居た人たちが上位に来ますよねということで、そんな中宇多田ヒカルはSpotifyで191M
回、即ち1億9100万回再生されたそうな。凄いなー。
https://twitter.com/hikki_staff/status/1597983462744788994
とはいえ上には上がいるもんで、この回数は国内ですら目立たない。海外に行けば一桁上がる。特にまだまだヒカルさんはCDもレンタルも動いてるのでストリーミングに対する目減り分は他の若い子達より大きい。いやまぁ、大きく順位を変えるほどではないだろうけど。それでもデビュー24周年目前のベテランが新しいフォーマットでも存在感を示してくれているのは目を見張る事ですよね。
自分が愛用しているApple Musicでも「Replay '22」というのが配布(?)されていて、自分の1年間のリスニングライフをまとめてくれているのだが、再生回数ソングリストトップ10は見るまでもなくアルバム『BADモード』10曲であった。だってこの10ヶ月の半分くらいはこのアルバム聴いてたからね。
実際、アーティスト別再生回数でも2位に6倍の差をつけて宇多田ヒカルがトップ。恐らく2位以下総てを合算しても及ばないだろうな。
無意識日記を書いてると「そりゃあんたはそうでしょうよ」と言われそうだけど、去年くらいまではそんなことはなかったよ? 音楽的栄養が偏らないようになるべく色んなジャンルを摂取しようと心掛けて音生活を楽しんできたのだ。それがまさかこの歳になってこんなに偏るとは。偏にこれはアルバム『BADモード』が凄すぎただけなのだ。
それに、ストリーミング以外にもリッピング分やら他でダウンロードした音源やらApple Music以外に色々あるので、実際の再生回数は更に多い。でもストリーミングはほんの僅かとはいえアーティストに還元されるものなので出来るだけサブスク使うようにしたけれども。
あ、勿論アルバム第2位は『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios』、通称LSAS2022でございますね。再生回数は『BADモード』の半分程度。発売してからまだ期間が短いからそうなるわね。
という感じで、何書いても結局は「知ってた」にしかならない今年の私の音生活総括。強いて挙げれば、曲別再生回数2位が『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』だったことが目を引く位でしょうかサプライズは。他の曲の3倍の長さなのに他の曲より聴いてたってよっぽどこれ気に入ってるんだね。1位は『BADモード』、3位は『気分じゃないの(Not In The Mood)』で至極妥当。Floating Points 3部作が上位独占でしたとさ。
これ、来年も暫く続きそうで、ヒカルさんのリリース状況によっては前代未聞の2年連続いちばん聴いたアルバムに『BADモード』が選出されるかもしれないぞ。いやはや、とんでもない傑作だなこりゃ。