無意識日記々

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星からの光の様な歌声を

おぅおぅ、今宵のDJ配信インスタライブはヒカルさんがコメント参加したのか。あとでアーカイヴ観れるんかなぁ?

いやはや、スペシャルな1日になりましたね。そりゃデビュー記念日なんだから当然でしょと言われたらそれまでだけど、何年も復帰を待ち侘びてた日々もあったりしたからね。ヒカル本人をはじめとして関係者の方々の尽力には感謝仕切り頻りで御座いますのよ。仮初めだろうが何だろうが、音楽に陶酔していられる程に平穏で、ある程度何を歌っても許される自由があるからこうやって楽しめてる。有難いことなのです。

不安定な世情を反映させようがさせまいが、しかし、やはり私は今日聴いた音、今触れた音に最も関心がいってしまうものでございまして。今朝の日記ではヒカルさん四十路突入イベント『40代はいろいろ』についても全く触れず。いや勿論開催には両手を挙げて諸人挙りて大喜びなんですけれども、なんだかんだで先の話、約束の話ですから。たった今聞こえてきてる歌と向き合う事が何より大事。2023年1月19日の21時になったらその時にまたその時の歌と向き合いますよ。生配信かどうかもまだわからないけれども、録音や記録がいつかなんてのも二の次なんです。『Fitst Love (2022 Mix)』だって音の出所自体は1998年の年末なのでしょう? そこの時点に出た音が、私の耳に届いて心を動かしたその瞬間こそが「今」なんです。歌はリスナーの心に届いて初めて完成する。その瞬間が今なら、それは「今の出来事」なのです。夜空の星から届く光は何万年も何億年も前に発せられたものであってそこで見える星の姿は何万年も何億年も前の姿なのかもしれませんが、届いて感じたのはたった今。えぇ、やっぱりいつ発せられたかは二の次なんですよ。主役はいつだって「私」。誰の歌に触れようが、どんな星を眺めていようが、ね。

ということで、私は今日届いた歌に感銘を受けまくっております。いやはや、何度聴いても凄いね。耳の調子が戻ってからドルビーアトモスの機材を揃えようと思ってたら戻らないままこの日を迎えてしまったのですが、いつものイヤホンでも違いが鮮明に鼓膜に刻まれるこの音の鮮やかさときたら。凄いね。ちゃんとした機材で聴いたらどうなるのやら。耳が戻らないかもしれないけども。

こうやって解像度を今までより一層高めて貰って感動が増幅するのは、ひとえにヒカルさんの歌声がその解像度が欲せられるほど繊細できめ細やかな歌い分けを擁しているから。その細かな違い、息遣いや声色の変化がこちらに鮮明に届けられて、更にその違いや差や変化に音楽的な意図がクマ無く張り巡らされているから、解像度の上がったサウンドで更に感動できる訳でね。解像度が上がることで逆にアラが見えてきてしまって幻滅するなんてこともあるからね。昔小室哲哉とブラッド・ギルスのエピソードなんかも紹介したけども。地上波がデジタルになって化粧の細かなとこまで見えるようになっちゃった10年以上前の話なんかも思い出したりね。

兎に角、リミックス、リマスタリング、そしてドルビーアトモスと、この2022年にブラッシュアップされたサウンドはより克明に宇多田ヒカル様の麗しい歌声をより精緻により正確に伝えてくれていて非常に感動させてうただきました。『Laughter in the Dark Tour 2018』の会場横浜アリーナで聴いた時の感動を思い起こさせたね。それくらい、いい音に仕上がっています。素敵なデビュー24周年記念日になりました。重ね重ねになりますが、皆様どうもありがとうございますm(_ _)m