慌てずにひとつひとつ。
先週金曜日に『40代はいろいろ♬』の開催が発表された。2003年1月19日の『20代はイケイケ！』、2016年12月9日の『30代はほどほど。』に続く『代は』イベント第３回の開催となる。余談だがそれぞれ語尾の『！』『。』『♬』まで含めてで正式名称だ。フォントがないので「♬』で（公式Twitterも）代用しているが、本来は16分音符二つではなく8分音符二つである。なので「いろいろｯ」より「いろいろっ」くらいで読むのがニュアンスとしては本来の意図に近いだろう。余計なお世話ですね。
で。この企画があるだろうことは事前に予想されていたので皆さん結構冷静に捉えていらっしゃる。しかし忘れてはいけない、この『代は』イベントは宇多田ヒカルの公式定期開催企画の中でも最もレアで遭遇しづらい企画だということを。全国ツアーですら過去24年で３回、無理矢理平均しても8年に1回の開催だが、『代は』は名前の通り10年に1度なのだ。今後全国ツアーの方は頻度が上がることも期待できるが、『代は』の頻度が上がることを期待するのは無理がある。名前の通りなら平均で10年に1度は変わらないからね。ということは、今回のも含めて、最大でもあと40代50代60代70代80代90代の6回しか味わえないのだこれ。最大でも、である。ヒカルが90代までやってくれるかどうかはわからないし、そもそも我々が元気に生きてて目も耳も無事などという保証はない。インターネットの在り方だって変わるだろうし表現の自由が保証された国で在り続けるかどうかもわからない。文字通り「最もレアなイベント」と称して問題ないかと思われる。
なお医術や技術の発達によって100代以上も続く可能性もなくはないわね。
で、そのイベント内容というのは、まだ３回目だが、趣旨としては「宇多田ヒカルが生歌を歌う」というセクションが必ずやフィーチャーされるのだ。これである。
そして、ファンとの交流も欠かせない。ヒカルが皆の質問に淀みなく答えていってくれる。これまた魅力的な時間となるだろう。
…と書くと、若いファンは逆に「？」となるかもしれんなぁ。これ両方、今はインスタライブで実現しちゃってるのよね。ヒカルさんの40代突入の誕生日をリアルタイムで祝えるというのは確かにスペシャルだけど、内容的にはそこまでレアではないのでは？となる。
そこはやはり予算が違うのよ。テレビ番組並みにしっかりとした中継イベントの中で歌うバージョンもまた格別なものなのだ。スペシャル感は十分にある。スポンサーも入るのでヒカルさんには十分に発言に気をつけて貰いつつ(笑)、サウンドの良好なスタジオでの歌唱となると納得感も倍増だろうさ。
…と、書いてるけど、今回の場合、本日時点でこの『40代はいろいろ♬』の詳細な企画内容は発表されていない。それどころかサイトには『参加方法は2022年12月22日に発表予定』とある。え？参加するのになんかワンステップあるの？ インスタライブやYouTubeライブのリンクひとつじゃアクセスできないのか？？と疑問の出る事必至な書き方だ。プレステ５が必要とか突飛なことはしてこないとは思うけど、うむ、一抹の不安は拭えないなぁ。メガネ買えというくらいならするけどね（壮大な皮肉）。
そんななので、この『40代はいろいろ♬』については暫くは静観ということになるかな。…今回はアクセス障害のないよう、祈りたいわねっ！？（…圧が凄い）。
