無意識日記々

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本予告なら本音源?

ネトフリドラマ「First Love 初恋」の新しい映像がリリースされた。今回は「本予告公開」なんだそうな。ティーザーとかトレーラーとかなんか色んな呼び方があってよくわからんな。新しい写真は「キーアート」らしい。ヒカルさんの発声練習がアートに値するってこと? それなら同意だキー!キー!キー!

で。本予告ってことは今回の映像から、フィーチャーされてる音源は新しいってことでいいのかな? つまり、 

『初恋(2022 Remastering)』

『First Love(2022 Mix)』

の2つのトラックが使用されているのかな、と。聴いてみたけど、YouTubeな為確信は持てないが、より空間の拡がりと各音の定位の明確さに拘った音になっているような。先入観による気のせいかもしれない。あと今私の耳が不調なので若干勘だ。まぁ好調の時でも推論で当ててるんだけどね色々とね。耳は元々いい方ではないのです。

『First Love』に関しては15周年記念盤の時にハイレゾ音源が発売されていたが、その時も、ハイレゾ以外の新しい音源、つまりSHM-CD向けの“(2014 Remastering)”のトラックや“Mastered for iTunes”のトラックでもハイレゾリマスタリングに近い方向性のサウンド作りが為されていた。要するに、複数の音源について「その時に共通な傾向」があったのだ。

今回の売りの一つに空間オーディオがある。ドルビーアトモス配信ってやつだね。これに、配信の他の音源やアナログ収録のトラックもサウンドの方向性が“つられて”いる可能性がある。空間の感覚を強く押し出したマスタリングの傾向があるのかもしれない。

そうなってくると、俄に

『First Love (A Cappella Mix)』

『初恋 (A Cappella Mix)』

の2つの音源のサウンドの方向性も気になってくる。空間オーディオに倣って、バックコーラスが明確な定位で録音され、「何人もの宇多田ヒカルに囲まれているような」サウンドになっているのか? はたまた、特に『初恋』の方で、ぶ厚いバックコーラスをそのままダイレクトに収録して渾然一体となった和声の奔流を演出してくれるのか? いずれにせよ、スケールの大きなサウンドになっているのは間違いないだろう。

あぁ、いやそうか、アカペラなんだから、極力バックコーラスや多重録音を排したシンプルなヴォーカル・トラックにしてきているという可能性もあるのだな。そうすれば、今度はドルビーアトモスとの「明確な対比」が描けてより効果的、それぞれの特徴が際立つってなもんですよ。さぁ、どっちだろうかな。それとも、想像も出来ないようなアプローチがあるのかな?

アナログ盤をスペシャルなものにする為に「ここでしか聴けない」音源を入れるのはわかるのだけれど、でもやっぱり勿体ないよねぇ沢山の人に聴いて貰いたい。サブスク聴き放題のお陰で、「聴いて貰ってなんぼ」の感覚がより強くなってるわ私。一方で「アナログ盤のみ収録」に優越感を感じる人も在るだろう。高いお金を払うんだもんね。それ相応の対価を求めてしかるべきよな。どっちの気持ちも、わかるなぁ。ラジオオンエアとかあるのかな? 今はradikoがあるからひとつ放送されたら捕獲できてしまうわね。いずれにせよ、リリースまであと3週間余り。ドラマはもう1週間余りか。楽しみですねぇ。