無意識日記々

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2023年の展望

さて2023年。宇多田ヒカルの(宇多田光さんはまた別として)進路として考えられるのは大きく分けて3つある。

1.ツアー

2.新曲

3.休養

1のツアーに関してはファン待望ですわね。前回のツアーから5年が経とうとしているのだから待たれて当然なんですが今までのツアーのインターバルは6年3年8年…いや6年と12年でもいいんだけど、この実積からすればまだ引っ張る可能性も残されている。となればまた今年も新曲を連発して来年再来年にもう1枚新譜を出してからツアーというのもありえる。それが2だわね。

子育て中なだけに3も有り得る。こどもの成長は予測不能で、どの段階で環境を変えるのがベターなのかもわからない。ツアーとなると数ヶ月単位で家を空ける訳だし、まぁ例えばこどもの夏休みにあわせて1ヶ月程度のツアーを、みたいなことも有り得るし、これは予測不能項目といっていいだろう。どうなるかわからん。

そういうのも含めつつ、それとはまた別に、いつでも休んで欲しいというのはある。そもそも資産的には息子一人大人にして送り出す程度はもう携えているだろうから喫緊で資金調達に躍起になる立場でもなく、今働いてるのは第一に「人の親が無職はマズい」という息子に対する人としての親としての矜恃なのだ。(本人は昨年"Wow I'm gonna be a parent ! I need to work!" と言っている。「わぁ!私親になるんだから働かなきゃ!」ってね。笑いながらだけど)

なので、子の理解が得られればそこまで躍起になって働かなくてもいい。そこは働き方改革の時代、無理はしない主義をやっと自然体で貫けることだろう。

とはいえ、ファンの方はそこで妥協し過ぎるのもよくなく。「働くのと休むのと、どっちでもいいな、どっちにしようかな?」となったときに「新曲は?ツアーは?」という声が大きいかどうかは判断材料になる筈だ。そこは素直に欲望と願望を伝えておいた方がいいだろうね。ツアーの昨今のチケット代高騰を鑑みると「観てやるからおらが街まで来やがれや」くらいのデカい態度でもいいかもしれない。

そこらへん、考えなくちゃいけないのは、ツアーをする場所・地域・国がどうなるかわからないからだ。ぶっちゃけ取り合いになるだろう。Netflixドラマ「First Love 初恋」のアジア圏の大ヒットをみると、アジアでの待望論が強くなればアジアツアーを挙行するだろうし、『Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー』が欧州で当たればクラブツアーなんかも有り得るわね。日本はどうせツアーしてくれるだろうと高を括るのは危ういのだ。上述のように、こどもの夏休みを利用してみたいな話だとどうしたって時間が限られちゃうからね。

夏休みを利用するといえば、24年前、1999年がまさにそれでね。9月進級の学校に通っていたヒカルは学期が終わった1999年6月中頃から地上波テレビに出演し、1999年8月24日武道館での「ナチュラルブリーズ・コンサート」まで約2ヶ月間露出を続けた。ま、そのあとすぐ11月にもテレビには出てるんだけど、自分の夏休みに合わせてテレビに出ていた24年前と、息子の夏休みに合わせて仕事をする今。時間の流れを感じさせて恐ろしい。…殆ど老けてないけどな見た目は!

という感じなので、ツアーを今夏に行うとなればブッキングは済んでるのだろうけど、取り敢えず現時点でのファン目線からは事態は流動的にみえている。そんな中で2週間後に『40代はいろいろ♫』が決まっているのは堪らなく心強いわ。まずはそれを全力で楽しむとこからですわね今年の私たちは。