無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

作曲者鍵盤生演奏を是非堪能したい1曲

そういえばヒカルさん、5年前の『Laughter in the Dark Tour 2018』では『SAKURAドロップス』の後奏でキーボード・ソロをとっていたっけか。観たのが最早懐かしい。

ヒカルさんの鍵盤演奏の腕前は本人の謙遜の通りだが、心に残る演奏というのは高度な技術を必須としない。またパイセンの楽器演奏が舞台上で観れたら嬉しい。

それは私の感想なのだが、全体のニーズとしてはどうなんだろうね? 1万人規模のアリーナで歌手が楽器を演奏したとして「待ってました!」となるだろうか?

なんだかんだで人数や割合というものは大きい。歌えば必ずや感涙に咽ぶ聴衆が存在することがわかりきっている『WINGS』やら『Apple And Cinnamon』やらの"隠れた名曲(別に隠れてないけどな!)"は幾つも存在するが、ライブで選曲されるかと言われれば可能性は低い。ゼロではないから諦めはしないが、ある夜にそれらが歌われなかったとしてもそれで不満を口に出来るかというと気分は乗らない。

それはどの曲もそうかというとそうでもないのは明白でな。もしある夜に『First Love』を歌わなかったら「聴きたかった!」と多くの人が何の躊躇いもなく声を上げるだろう。言うのに気分が乗らない、とはなかなかならない。良し悪しは別にして現実として楽曲毎に人気と知名度にはバラつきがあり、人気の高い曲ほどライブで選曲されやすい。

そんな中でヒカルの鍵盤演奏を差し挟む余地がどれくらいあるのか?と思えばその5年前の『SAKURAドロップス』は画期的であった訳で、しかし、歌った上に鍵盤演奏もというのはなかなかに負担が大きい。

それでも敢えて次のコンサートで鍵盤演奏に挑んで欲しい曲があって。『気分じゃないの(Not In The Mood)』の後半部分ですよ。オリジナルのテイクからしてヒカルの演奏ではないのだけど、あそこを作曲者自身が演奏するというのは何故か外せない気がしてな。実現すると私確実に咽び泣きますわ(予告)。

まぁでもそもそもタイアップだらけの人気曲が犇めく『BADモード』アルバムの中で唯一タイアップがつかなかった(未来はわからないが)同曲がそもそもライブで演奏されるかどうかからして怪しい訳で。もっと公演の本数が多くて選曲も自由になっていれば違うんだろうけども現状では難しいと言わざるを得ない。こうなればあれだ、ダヌくんに「自分もツアーに帯同してステージで『気分じゃないの(Not In The Mood)』を歌いたい! メイクかマスクかするからさ!』(KISS? SLIPKNOT??)とかなんとか言って貰って押し切って貰うのがいちばん効果的か? いやまだ流石に幼いか…って男の子だからモタモタしてると声変わりしちゃうかもしれんし、次のツアーが生涯最初にして最後のチャンスじゃね? 本人の意向最大尊重ではあるものの、実現したら思い出深い日々になりそうだわね。